「おいしいからお薦めしたい」とまと農家が作る福島のトマトジャム

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おいしいから選ぶ、企業姿勢が好きだから食べる

「おいしいからお薦めしたい」とまと農家が作る福島のトマトジャム

東北震災後は「食べて応援しよう!」のスローガンのもと、都内各地でも被災地の食品が販売され、買おうという気運が高まっていました。しかし、最近はこの言葉もあまり聞かなくなってしまいましたね。「応援」って言葉、今では逆に失礼になってしまわないかしら、とも思ってしまいますが、気持ちだけは忘れないようにしようと思っています。そして、単純に「おいしいから食べる」「おいしいからお薦めしたい」のです!

 

とまとランドいわきさんは、福島県いわき市のトマト農家さんで、様々な品種のトマトを栽培していらっしゃいます。トマト栽培温室の見学ツアーを開催されており、実際に参加してきました!色とりどりのフルーツトマトの収穫体験ができるんです!勿論その場で試食もオッケー。同じ種類でも、赤やオレンジなど色によって風味や甘さも違っていて楽しいんですよね。トマト好きには幸せ度たっぷりの体験です。

安心を提供するために、6次産業にも着手

とまとランドいわきさんの手がける土を使わず、丁寧に栽培されたトマトは、安心して出荷できるよう情報を消費者に伝えているのです。ご自身の公式サイトでも残留農薬検査の日時や、病害虫等への農薬使用状況についての防除履歴、トレーサビリティなど公開されていて、全国からおいしいトマトを求めて収穫ツアーも人気とのこと。

 

また、ふくしま6次化産業を実践する農家でもあり、トマトを始めとする多くの自社農作物を使った商品を開発されていて、なんと、生産物の廃棄量ゼロを達成されたとのこと。頭が下がります。

 

トマトジャムは、トマトとピートグラニュー糖だけで作った濃度の濃いトマトジャム。原材料がたった2材料だけって、本当にシンプル。トマトの青臭さも甘さも酸味も、様々に感じられて、まさしく「トマトそのものを食べているみたい」な風味です。

 

私は震災前から、県からのご依頼で福島県の食品関連企業のコンサルや、飲食店やホテルのメニュー開発などなど、なぜか福島県とご縁があって。本当に自然が豊かな素敵なところです。おいしい農産物もいっぱい。食べて、そして食べるだけでなく、行って味わって……。続けていきたいと思っています。

 

旬のトマトジャムをパンに塗って、おいしい朝食とともに元気で一日を過ごしたいですね。

※掲載情報は 2015/06/01 時点のものとなります。

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キュレーター情報

小倉朋子

(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー

小倉朋子

(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事

来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!

●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載

●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数

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