【フランス土産】風味豊かな発酵バターは、ついたっぷり食べてしまう禁断の味わい

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フランス土産の極上!発酵バター2選

【フランス土産】風味豊かな発酵バターは、ついたっぷり食べてしまう禁断の味わい

先日、パリからのお土産にバターを買ってきました。東京で手に入らないものというのは、今やそうそうはないので、いつも頭を悩ませているのですが、ボルディエとベイユヴェールのバターを選びました。数年前まではパリでも珍しかったボルディエは、いまや日本でも買えるようになりました。それでも、そうやすやすとは手に入らないのと、値段の方も日本で買うとイマイチかわいくないので、買ってくる甲斐もまだあるというもの。そして、もうひとつは、まだ日本で未発売のパスカル・ベイユヴェール。こちらは、ちょっとミーハー心をそそられるバターです。

 

日本でも人気のエシレは、パリではスーパーでも売っていますが、三ツ星レストラン御用達のボルディエ、ベイユヴェールが買えるのは、ボンマルシェなどの有名食料品店やこだわりのフロマージュリーなどのみ。少々、高級なわけです。そして、パリでベイユヴェールをよく目にするようになったのは、比較的最近のことなので、いま、グルマンが最も注目しているバターといっていいかと思います。極上の発酵バターのそのおいしさといったら、あまりにおいしく、まるでチーズのようにパクパクと食べてしまうので、ちょっと危険な食べ物でもあります。食べ方は、パンにバターを塗るのではなく、たっぷりと「のっけて」食べるのがおすすめ。後はワインさえあれば、至福の時を約束します。

 

どちらのバターがおいしいかというと、それはやっぱり、お好み次第。味の方はどちらも濃厚なミルクの風味で、発酵バターの香りがふわっと香ります。ボルディエはどちらかというとクリアな後味で、ベイユヴェールはよりクリーミーな味わいのように思います。

 

さて、あなたはどちらを選びますか?

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ゆでたてのグリンピースにおいしいバターをのせるだけで“プティポワ・アングレーズ”という名のひと皿に。豆ごはんと並ぶ、大好きなグリンピースの食べ方です。

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ベイユヴェール

※掲載情報は 2015/05/22 時点のものとなります。

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キュレーター情報

平野由希子

料理研究家

平野由希子

東京生まれ。料理研究家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。大井町のワインバー「8 huit.(ユイット)」オーナー。本格的なフレンチから毎日のおかずまで、素材をいかしたシンプルで作りやすいレシピが人気。近著に「ずっと使ってきた私のベストレシピ平野由希子のル・クルーゼ料理」(KADOKAWA)、「和つまみ」(ナツメ社)がある。2018年4月より、料理教室cuisine et vinを開講。

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