ニュージーランド産の「ワイン」に世界が注目されるわけは?

ニュージーランド産の「ワイン」に世界が注目されるわけは?

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ニュージーランドのワインが高品質な理由とは?

ニュージーランド産の「ワイン」に世界が注目されるわけは?

ニュージーランドのワイン生産は「白ワイン」が7割を占め、「赤ワイン」はここ10年で生産量を伸ばしているのが特徴です。現在、国内には600以上のワイナリーがありますが、その多くが家族経営の小規模なものです。一度に大量生産ができないため、以前は国外へ輸出されることはほとんどなく、主に地元で消費されていました。しかしながら、ニュージーランドは年間の日照時間が2200時間を超えるほど長く、真夏でも比較的過ごしやすく、雨の量が少なく、水はけのよい肥沃な土壌もあります。しかも「1日の中に四季がある」と言われるほど朝晩と日中の気温差が大きいという、まさにワインに適した条件が揃っており、高品質なワインとして世界で知られるようになりました。事実、国外への輸出量は10年前に比べて6.6倍に膨らんでいます。

ニュージーランドの主なワイン産地

ニュージーランドのワインは、1973年に南島北部のマールボロで「ソーヴィニヨン・ブラン」の栽培から始まりました。現在はマールボロだけで全体の30%を占めており、ニュージーランドのワインといえばソーヴィニヨン・ブラン。ソーヴィニヨン・ブランといえばマールボロという、ニュージーランドを代表するワインの産地として知られています。第二の産地は北島のホークスベイ、次いで北島のギズボーンがあります。ギズボーンでは同じ白ワインでも「シャルドネ」が生産されています。他に、南島の観光地クイーンズタウンに近いセントラル・オタゴでは赤ワインの品種「ピノ・ノワール」が有名です。ニュージーランド第二の都市カンタベリーでも10年間からワインの生産が始まっているなど、国内には複数のワイン産地があります。

質の高さと飲みやすさで国外人気も上昇中!

ニュージーランド産の「ワイン」に世界が注目されるわけは?

ニュージーランド産ワインの味は一般的に、酸味と果実味のバランスが良いと言われています。フルーティでさっぱり、口当たりが良くキレもあります。食材の味の邪魔をしないため、お刺身など和食との相性もなかなかです。30年ほど前は、ニュージーランドでワインは特別な時に飲むものでしたが、今やビールに代わって家庭で日常的に味わうほど浸透しています。ワインを飲む世代は幅広く、白ワインは特に若い女性にも人気があります。赤ワインでは、ピノ・ノワールがアメリカやオーストラリア、そしてイギリスへの輸出量を急激に増やし、近年非常に人気が高まっています。

ニュージーランド産の「ワイン」に世界が注目されるわけは?

おすすめのワインの楽しみ方としては、白ワインには新鮮な魚や蒸したムール貝など、主に魚介類と合わせていただきます。赤ワインなら、ニュージーランドには高品質なチーズもありますし、「ローストビーフ」や「ローストラム」もぴったりですね。

ニュージーランドワインのご紹介

今世界中でも注目されているワイン産地のひとつニュージーランド。今回はそんなニュージーランドワインから選りすぐりのワインをご紹介します。

インヴィーヴォ マールボロ ソーヴィニヨンブラン

ニュージーランド産の「ワイン」に世界が注目されるわけは?

『インヴィーヴォ』 はマールボロとセントラルオタゴからワールドクラスのワインを生産するプレミアムワイナリーです。ファーストリリースから非常に短期間のうちに、インヴィーヴォは世界市場に認められるワイナリーに成長しています。2009年、2010年にはロンドンで行われた、International Wine and Spirits Competition(IWSC)にてニュージーランドワイン・プロデューサー・オブザイヤーに2年連続で輝いたのを始め、様々なコンクールで賞を獲得し、世界各国の注目は更に高まっています。

フレッシュなハーブや青草、フローラルなライムの香りが立ち昇る。活気に満ちた新鮮でみずみずしい味わい。トロピカルフルーツのニュアンスも。味わいに厚みのある辛口ソーヴィニヨンブラン。果実は夜間に収穫され、除硬後に破砕されます。48時間の低温で浸透後、芳醇なアロマとテクスチャーを引き出すため、3週間の発酵。ステンレスタンクに移した後、亜硫酸の添加はせず10~12週間バートナージュを繰り返します。澱としばらく寝かせた後、瓶詰めしました。

【商品名】インヴィーヴォ マールボロ ソーヴィニヨンブラン 【容量】750ml

【アルコール度数】12.5%

【ぶどう品種】ソーヴィニヨンブラン100% (Sauvignon Blanc)

Atamai Village Sauvignon Blanc 2014

ニュージーランド産の「ワイン」に世界が注目されるわけは?

日本人栽培醸造家Kohei Koyama氏によってニュージーランドで作られるワイン。ブドウ畑はNZ南島のネルソン地域モツエカにある2004年に植樹を開始した約2ヘクタール畑です。現在は3種のブドウ(ソーヴィニヨン・ブラン、ピノグリ、リースリング)が栽培されていて、年間生産量は約10トン。この畑のブドウを用いて作られていたワインは、ニュージーランでもトップクラスの称号であるAir New Zealand Awardsで金賞受賞という実績を残しています。

パーマカルチャービレッジの爽やかな空気感を反映したスタイルのソーヴィニヨン・ブラン。爽やかな果実の香りを感じた後に、ほのかな甘みが口中に広がります。

【ワイナリー名】Atamai Village wines

【商品名】Atamai Village Sauvignon Blanc 2014

【アルコール度数】12.3%

【ブドウ品種】ソーヴィニヨン・ブラン

クラギー・レンジ・ソーヴィニヨン・ブラン・テ・ムナ・ロード・ヴィンヤード

ニュージーランド産の「ワイン」に世界が注目されるわけは?

ワイン業界で最難関のマスター・オブ・ワインの称号をもつヴィティカルチャリスト(ブドウ栽培責任者)のスティーブ・スミス氏が、単一畑にこだわった高品質なワインを生産しています。クラギー・レンジのこだわりは、地区よりも細かい畑(ヴィンヤード)単位での造り分けです。フランスのブルゴーニュの高級ワインが1級畑、特級畑などと優良なワインを生む区域を長い歴史の中で規定していますが、クラギー・レンジでは、その畑ごとの特性の違いを深く考慮して畑名をつけたワインを品種と組み合わせて造っています。

ジャスミン、セージ、ネクタリンやライムのフレッシュなアロマ。コクと厚みがあり、りんごやグリルしたパイナップルなどの力強い果実味を爽やかな酸味が引き締めます。ミネラル感に溢れたエレガントなワインです。

【商品名】クラギー・レンジ・ソーヴィニヨン・ブラン・テ・ムナ・ロード・ヴィンヤード

【容量】750ml

【アルコール度数】13%

【ぶどう品種】 ソーヴィニョン・ブラン100%

クランギー・レンジ・ピノ・ノワール・テ・ムナ・ロード・ヴィンヤード

ニュージーランド産の「ワイン」に世界が注目されるわけは?

こちらも同じくスター・オブ・ワインの称号をもつヴィティカルチャリスト(ブドウ栽培責任者)のスティーブ・スミス氏によるクラギー・レンジ畑のピノ・ノワール種のワインです。

芳醇な樽熟成の風味とマッシュルームやハーブのフレーヴァーが、根底にあるダークフルーツの微かな甘みと調和することで複雑味のある味わいになっています。余韻はしなやかで長く魅力的です。

【商品名】クランギー・レンジ・ピノ・ノワール・テ・ムナ・ロード・ヴィンヤード

【容量】750ml

【アルコール度数】13.5%

【ぶどう品種】 ピノ・ノワール100%

Minagiwa Reserve Selection 2009

ニュージーランド産の「ワイン」に世界が注目されるわけは?

シャトー・ワイマラマの語源である、「ワイマラマ」とは、ニュージーランドの先住民マオリ族の言葉で「水面に映る月光」を意味します。ニュージーランド北島、ホークス・ベイの肥沃な大地に抱かれ、雄大なトゥキトゥ川を見下ろす葡萄畑。「幻のワイン」シャトー・ワイマラマは、水面で踊る月光と豊かな自然とともに生きる人々の手で磨かれてきた、美しいワインです。

深く濃いルビー色で若々しく、フランボワーズやアプリコットの果実の香りに深みのあるチョコレートの風味、フレンチオークによるローストしたナッツの印象も感じられ、深く温かみのある味わいです。

・受賞歴:2013 NZ International Wine Show 銅賞受賞

     2014 San Francisco International Wine Show銅賞受賞

【ワイン名】Minagiwa Reserve Selection 2009

【容量】750ml

【アルコール度数】14.0%

【ブドウ品種】メルロー52%、カベルネ・ソーヴィニヨン26%、マルベック13%、カベルネ・フラン6%、シラー3%

※掲載情報は 2015/05/08 時点のものとなります。

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ニュージーランド大使館

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Kia Ora! 南半球のClean & Greenな島国ニュージーランド(以下NZ)です!
NZといえば先ずは何と言っても大自然です。
綺麗で豊富な水と空気と日光に恵まれ、国土の20%以上は国立公園や原生林、自然保護区に指定されております。
国民気質は非常に穏やかで、先住民族マオリやヨーロッパ人、南太平洋諸国の人々やアジア人など多様な民族の集まった世界的に見ても多文化の融合したユニークな特徴を持つ国です。
食糧生産・畜産に適した気候と地理的優位性から食材に関する人々の関心も高く、新鮮で安全な野菜や果実、乳製品、肉類、水産物等を気軽に楽しんでおります。
NZは自然・観光・activity・ラグビー大国として知られておりますが、
安心・安全な食糧品の輸出も極めて重要な産業に位置づけられている為、世界トップレベルのSustainability(持続性)とトレーサビリティーを誇っております。
ここではそんな“Clean Green NZ”が自信を持ってお届けする逸品の数々を順次ご紹介して参ります。
※冒頭のKia Oraは先住民マオリ族の言葉で「こんにちは」という意味です。

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