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ちょうど良い甘さがうれしいココナッツのペースト
ココナッツミルクと砂糖を煮詰めて作られるカヤジャムが、日本でも人気になって久しいのですが、最近ではココナッツオイル自体も美容や健康にいいと、大流行しています。
カヤジャムとは、その名の通りジャムなのですが、マレーシアやシンガポールでは、朝食やおやつのお供に昔から親しまれています。家庭でも親しまれているそうですが、カフェなどの定番メニューとしても人気のようです。もしかしたら、マレーシアやシンガポールのお土産として食べたことがあるかもしれません。
今回ご紹介するのは、ちょっと定番のカヤジャムとは異なり、ココナッツのチャンク(ココナッツの繊維)が入ったタイプのカヤジャムで、そのサクサクした独特の食感が、ココナッツの風味と、程よい甘さと組み合わさって、食欲をそそる逸品です。
このペーストを最初に知ったのは、旅行先として人気の高い台湾のお土産で、生徒さんから頂いたのがきっかけでした。カヤジャムは今までに食べたことがあったのですが、ココナッツの実(チャンク)が入ったタイプは初めてで、その初めての食感と、程よい甘さが気に入り、日本でも手に入らないかといろいろと探してみたところ、日本にでも販売されていると知り、取り寄せて教室でも紹介していました。
カヤジャムの食べ方として、パンに塗ってトーストする「カヤトースト」が有名ですが、今回お勧めするのは、ベーグルとの組み合わせです。モッチリとした食感の強い、天然酵母のベーグルと、軽くサクサクしたココナッツペーストの組み合わせは、トーストしなくてもお互いの滋味を引き立ててくれるのです。
このカヤジャムベーグルは、ゆっくりしたい休み日の朝食にしたり、ちょっと小腹が空いた時につまんだりしています。コーヒーとの相性もいいので、セットでいただくのもおすすめです。ココナッツオイルがブームなので、興味のある方多いと思いますが、ココナッツオイル同様に、軽い気持ちでお試しいただけると思います!
※掲載情報は 2015/06/17 時点のものとなります。
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キュレーター情報
パン・料理研究家
荻山和也
パン・料理研究家
粉からのパン作りに魅せられて、パン研究家の第一人者である、竹野豊子氏に師事。
ヨーロッパを中心に、製パン学校への留学経験多数。現地で習得したパンを、家庭で簡単に作ることのできるレシピにアレンジし、自らの教室や、著書にて発表し、好評を博している。
手捏ねパン以外にも、ホームベーカリーを使ったレシピ本では、今までに無い絶妙な配合で、特に人気が高い。
ホームベーカリーBOOK(グラフ社)、ホームベーカリーで作るからだにやさしい本格ハードブレッド(講談社)他、著書多数。