上品だけど飾らない下町葛飾のあんこ入り手作り「生ぶっせ」

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手作りが嬉しいおやつに食べたい下町スイーツ

上品だけど飾らない下町葛飾のあんこ入り手作り「生ぶっせ」

スポンジ生地に生クリームなどがはさんである軽やかな食感のブッセは、おやつ時間の定番ともなりつつありますが、もともとフランス語ではブッシェ。つまり一口で食べるお菓子というイメージでした。

 

今回ご紹介するブッセは、下町のお母さん、おばあさんにも食べていただけるようにとポピュラーなブッセのサイズより小さく作った金町の「パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ」の、その名も「金町生ぶっせ」。オーナーシェフの五十嵐さんは、マンダリンホテル東京のシェフパティシエを務め、フランス菓子の世界大会にも出場した実力派。そんなグラン・シェフが作るブッシェには、フランス菓子のエスプリが見えかくれします。生地は、卵黄多めのシュー生地に卵白を加えて作ります。また、生クリームも乳脂肪分45%のフレッシュなものを使用。その中にあんこが隠れているのですが、生クリームとのバランスが絶妙。また、しっかりした食感の生地とこくのあるクリームも相性抜群です。

上品だけど飾らない下町葛飾のあんこ入り手作り「生ぶっせ」

作ってその日のうちに召し上がっていただきたいというフレッシュ感を大切にしているので、「生ぶっせ」と呼ぶことにしたとか。手作りなので量産できないため、予約してからお求めいただくのが確実です。


「パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ」
住所:東京都葛飾区金町6-4-5 
電話:03-5876-9759
営業時間:10:00~19:00(定休日:月曜日、火曜日不定休)

金町生ぶっせ

パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ 住所:東京都葛飾区金町6-4-5

※掲載情報は 2015/08/12 時点のものとなります。

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キュレーター情報

大森由紀子

フランス菓子・料理研究家

大森由紀子

学習院大学文学部仏文科卒。パリ国立銀行東京支店勤務後、パリのル・コルドン・ブルーで、料理とお菓子を学ぶ。パリ滞在中、ツール・ダルジャン、アンブロワジー、アルページ、フォション、ホテル・ニッコーなどで修業し、ピエール・エルメやジャン・ポール・エヴァンとともに仕事をする。フランスの伝統菓子、地方菓子など、ストーリーのあるお菓子やフランス人が日常で楽しむお惣菜を、メディアを通して紹介している。目黒区祐天寺にてフランス菓子と惣菜教室を主宰。フランスの伝統&地方菓子を伝える「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の理事。「貝印スイーツ甲子園」のコーディネーター、「世界50ベストレストン」の審査員、ル・コルドン・ブルー卒業生代表を務める。毎年、フランスの地方の食を訪ねるツアー、サロン・ド・ショコラツアーを開催。主な著書:「フランス地方のおそうざい」「私のフランス地方菓子」「パリ・スイーツ」「フランス菓子図鑑」など30冊以上。

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