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ブドウの苗木職人がビオ農法のこだわったジュース
何かの記念日に家でゆっくり夕食、友達の家で楽しくホームパーティー、そんな時にかかせないのがワインです。でも、お酒が苦手な方、車を運転する方、授乳中のママなど、お酒を飲めない状況ってありませんか? みんなが楽しくワインを飲んでいるのに、自分だけスパークリングウオーターやミネラルウオーターを飲んでも、液体の色が「透明」ですと、なんだか気分は出ないなんてことありませんか?
そんな時用に、先日うちのショップのすぐ近所のヨーロッパの雑貨やグロッサリーを扱うショップ「ドワネル」で、良いものを見つけました。フランスのブドウの苗木職人、ブリュノ・アリヴェさんが作る微炭酸の入った「ドメーヌ エリザベスのブドウジュース」です。どんなブドウジュースなのかとショップの店員さんに聞いてみたところ、「ノンアルコールのビオワインに炭酸を加えたようなジュース」と言うのです。話を聞くだけでも美味しそうなので、実際にその「ブドウジュース」を買ってみました。
コルクの蓋をポンと抜くと、ボトルの中からシュワシュワという音と共に泡が湧き出て来ます。グラスに注いでみると、微炭酸なので軽く発砲はしますが、見た目はワインのようです。飲んでみると、甘みを抑えてあり、スッキリとした味わいです。子供に飲ませてみたら、「酸っぱい!」と言っていましたが、大人にとっては「ぶどうの酸味」を感じる美味しさです。この「ブドウジュース」は、アルコールこそは入っていませんが、いわゆる「果汁100%ジュース」と「ワイン」を足して2で割ったような新しい不思議な飲み物です。たしかに、ドワネルの店員さんの「ノンアルコールのビオワインに炭酸を加えたようなジュース」という表現が適切です。最初の一口を飲むと、いかにも「ビオ」って感じがして、体に良さそうなジュースだとすぐに気が付きます。
この「ブドウジュース」を作るブリュノ・アリヴェさんについて調べてみました。まず気になったのは、ブドウの苗木職人が、「ブドウジュース」を作っていることです。ブリュノ・アリヴェさんは、フランスのシャラント県を代表するブドウの苗木職人としても有名で、親子4代に渡るコニャックの生産者です。しかも、この「ブドウジュース」のブランド「ドメーヌ エリザベス」は、奥さん実家で1767年から代々続くもので、ブリュノ・アリヴェさんは、その責任者でした。20年近くも前からブドウジュースにも「ビオ農法」を取り入れ、現在ではブドウの苗木そのものもビオで生産しているとのことです。
もはやジュースの域を完全に越えています。お酒を飲めない場合には、絶対におすすめです。「ドメーヌ エリザベス」の「ブドウジュース」でしたら、ワインを楽しむのと同じような感覚で、ビオ農法で育てられたぶどうの味わいを楽しみながら飲むことが出来ます。「ドメーヌ エリザベス」は、ワインのように赤の他にも白もあります。通常は常温のものを買って、ジュースなので冷蔵庫に冷やして飲むものですが、「ドワネル」でしたら冷蔵庫にすでに冷やして置いてある場合もあります。運が良ければ、会社帰りに買って、そのまま持ち帰ってすぐに飲むことも出来るかもしれませんね。お酒を飲めない方の為に、ワインのように味わいを楽しめる「ブドウジュース」を用意すれば、きっと喜ばれるはずです。ぜひ、一度お試しください。
※掲載情報は 2015/06/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主
荒岡俊行
1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。
ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。
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ブリンク
〒107-0062東京都港区南青山2-27-20 植村ビル 1F
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ブリンク・ベース
〒107-0061東京都港区北青山3-5-16 1F
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