創業三百年以上、食感が癖になる大阪小島屋の「けし餅」

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手土産やギフトに最適な贈答用の和菓子

創業三百年以上、食感が癖になる大阪小島屋の「けし餅」

以前に知り合いからの差し入れでこの大阪小島屋の「けし餅」をいただきました。けし餅は、北海道の小豆のこしあんを餅皮で包んだものに、けしの実をまぶしたものです。けしの実のぷちぷちとした食感に甘さ控えめの餡、なんとも言えないもちもちしたもちの部分のバランスがとてもいい。

普段は洋菓子を作っていますが、和菓子も好きでよく食します。和菓子の差し入れを頂くこと多いですが、大福、たい焼き、お団子などのあんこ系のでは、この「けし餅」の美味しさは、食感がすばらしく他の和菓子とは比べられないですね。お餅の柔らかさは、製造後3日~4日程度です。その後、日が経つと少しずつ餅皮が固くなるので、その時にはけしの実が少しこげる程度にオーブントースター等で 2~3分まんべなく焼くと皮が柔らかくなり風味良くなりますよ。

延宝年間(江戸時代初期)において本邦最初の珍菓として登場したそうで、全国菓子博覧会における賞碑の受賞も多いそうです。延宝年間の創業で、以来三百数十年、研鑽を積み重ねて けし餅一筋に家伝の製法を守り続けているそうです。

贈りものとしても大変喜ばれるので、私は実際にお中元やご贈答で使っています。手土産やギフト、どちらでも使える品物です。お店は大阪にありますが、通販でも購入できるので重宝しています。

創業三百年以上、食感が癖になる大阪小島屋の「けし餅」

※掲載情報は 2015/04/14 時点のものとなります。

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キュレーター情報

江森宏之

MAISON GIVREE オーナーパティシエ

江森宏之

1974年、栃木県出身。辻製菓専門学校を卒業後、横浜にある「ベルグの4月」に入社しパティシエの世界に入る。

渡仏し「Patisserie FRESSON(パティスリー フレッソン)」で2年間の修行後、「ベルグの4月」にてシェフパティシエを5年間務め、様々な大会などにも参加して腕を磨く。

表参道のアイスクリームケーキ専門店、「Glaciel表参道店(グラッシェル)」でシェフグラシエ・シェフパティシエとして活躍した後、2015年ミラノ万博で行われる世界大会にてチームキャプテンとして、2016年イタリアジェラートワールドカップにそれぞれ出場。
2017年7月には自身初のパティスリーとなる「MAISON GIVRÉE(メゾン ジブレー)」をオープン。

お店の他に、今までの経験をいかし、企業コンサルティングなども行っております。

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