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すっきりorほっこり！？ 2種類のブレンドティーに注目！
リモートワーク中やリラックスタイム、気分転換したいときなど、おうち時間の中でコーヒーや紅茶などを楽しむ方も多いと思います。
紅茶派のわたしは、いろいろなフレーバーを用意して、その日の気分やおやつに合わせて選んでいます。中でもおすすめなのが、沖縄ティーファクトリーの「ハイビスカスティー」と「キンモクセイブレンド」。今回は、夏から秋にかけてピッタリなこちらの2種の紅茶をご紹介します！
紅茶業界のトップオブトップ！ 内田智子さんが手掛ける「沖縄ティーファクトリー」
沖縄ティーファクトリーを率いているのは、紅茶業界では知らない者はいないというトップブレンダーの内田智子さん。福岡県生まれの内田さんは、スリランカに移住し、紅茶のテイスティングとブレンドを習得。「紅茶の風味を決めるのは産地」との想いで、沖縄で思い描く紅茶を作ることを決意します。2000年より自ら高級国産紅茶のプロジェクトをスタートさせ、その後10年近くの歳月をかけて苗作りから最適な茶園までを作り上げ「琉球紅茶」を生み出しました。中でも100年前にインドから日本に持ち帰られた紅茶品種「べにほまれ」は、世界でも希少な品種。農業研究所に少しだけ保管されていた貴重な原木から挿し木をし、じっくりと時間をかけて沖縄の地に定着させました。
今では全国各地のホテルやレストランで「琉球紅茶」をはじめ、内田さんがそれぞれのお店に合わせてブレンドした紅茶を味わうことができます。
夏にぴったり！ ハイビスカスブレンドのアイスティー
すっきりした酸味ときれいな色味が特徴のハイビスカスティー。世界の名だたる美女が愛飲していたことから女性に人気のあるハーブティーですが、酸味があるため苦手……という方もいらっしゃるのではないでしょうか？
実際、内田さんも「ハイビスカスティーは沖縄にぴったりな飲み物なのに、いまひとつ美味しくないのはなぜ？」と言われたことがあり、「どの原料にも良い点と悪い点があるけれど、そのまま使うと欠点が気になる。やはり、原料のままでなくブレンドして製品化することでもっと喜ばれるものになる」という発想でハイビスカスブレンドが生まれました。沖縄ティーファクトリーはさまざまなブレンドティーを手掛けていますが、このハイビスカスブレンドがハーブと紅茶のブレンド“第一号”なのだそう。
保管しやすいアルミのスタンドパックの中には、ティーバッグが6つ入っています。アイスティーで楽しめるように、ティーバッグは10gとたっぷり入っています。こちらはハイビスカス、紅茶、ローズヒップにペパーミントをブレンド。「アイスティーってどうやって作るのだろう……？」と心配しましたが、袋の裏面に美味しい淹れ方が書いてあったので安心です。
【美味しい淹れ方】
茶葉10g（ティーバッグ1個）に対して熱湯400ml、水300〜350ml
蒸らし時間：3分
1）温めた耐熱容器にティーバッグを入れる。
2）熱湯を注ぎ、蓋をして3分蒸らす。
※蒸らし時間を守るのと、蒸らしている間に保温するのがコツ！
3）ティーバッグをしぼらずに取り出し、水を足す。
4）氷を入れたグラスに注ぐ。
美味しい紅茶を淹れるには、お湯の量や温度、蒸らし時間がポイントだそう。コツをきちんと守って入れたアイスティーは、キラキラとしてとても美しく仕上がりました。一口いただいてみると、すっきりしているだけでなく、紅茶のコクもあってとても飲みやすい……！ 酸味は想像以上に穏やかで、ほのかに感じるミントも爽やか。夏にぴったりの味わいです。
上記のレシピだと少し濃いめに仕上がるので、氷をたっぷり入れて。多めに出来るので、常温で保管して、飲むごとに氷で冷やすのが美味しさのポイントだそう。酸味が苦手な方はハチミツを入れるとさらに飲みやすくなりますよ。
こちらのハイビスカスブレンドには、チョコレート系のお菓子を合わせるのがおすすめです。とくにビターチョコレートとは相性抜群なので、ぜひお試しください！
秋を先取り！ キンモクセイと紅茶のブレンドティー
続いてご紹介するのは、秋に良い香りの花を咲かせることで知られるキンモクセイのブレンドティーです。
ギフトにも最適な缶の中には、ティーカップでいただくのにぴったりな2gのティーバッグが20個と、こちらにも美味しい淹れ方が入っています。キンモクセイの花と優しい香りの紅茶がブレンドされており、ティーバッグの中身も黄色くて可愛い！
【美味しい淹れ方】
茶葉2g（ティーバッグ1個）に対してティーカップ一杯（熱湯140ml）
蒸らし時間：2分30秒〜3分
1）温めたカップにお湯を入れる。
2）カップにティーバッグを入れる。
3）蓋をして、時間を守って蒸らす。
4）ティーバッグをしぼらずに取り出す。
内田さんが「頭の中の想像通りのきれいな風味がお届けできるようにブレンドしました」と仰る通り、秋の香りが広がります。キンモクセイの甘く透き通った香りだけでなく、紅茶の甘さが優しく重なって、心あたたまる美味しさ。夏の終わりから秋にかけておすすめです。
また、こちらのキンモクセイブレンドは乳製品との相性の良さも特徴。ミルクティーにすると、甘い香りがさらに重なって、ほっこりした味わいになります。
一点、ハチミツとは相性が良くないので、ハチミツを入れたりハチミツ入りのお菓子と合わせたりするのは避けるようにしましょう。これは天然のハーブの特徴だそうで、人工香料では逆の作用になるんだとか。ハーブティー、奥が深いですね。
季節や気分に合わせて、ゆったりティータイム！
今回ご紹介した「ハイビスカスブレンド」と「キンモクセイブレンド」、どちらもお花を使ったブレンドティーながらも、両極端の味わい。暑い日にすっきりゴクゴク飲みたいときは「ハイビスカスブレンド」、夜のほっこりしたひとときは「キンモクセイブレンド」と、シーンに合わせてお選びいただけます。ご自分用にはもちろん、手土産や差し入れなどちょっとしたギフトにも最適な2種類のブレンドティーを皆さまでお楽しみください！
※掲載情報は 2022/08/17 時点のものとなります。
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キュレーター情報
管理栄養士
松田智華
東京育ちの30代。
とくに「調味料」が得意分野で、これまでに試食してきた調味料の数はなんと2000種以上にも。
管理栄養士の資格を活かし、安心安全な食を提供するために各方面で活動中。
共著での書籍の出版、雑誌への寄稿やテレビ出演など、メディアにも多数登場しています。
好きな食べものはパイナップル、カレー、グラタン。
各地をお散歩中に見つけたおいしいものや、魅惑のお取り寄せグルメやギフトをはじめ、キッチンに立つのが楽しくなるアイテムについても発信していきます。
