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SOBAHOUSE 金色不如帰
SOBAHOUSE 金色不如帰 山本氏監修 本格ラーメンミールキット
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新宿御苑のほど近くにある、行列の絶えない名店「SOBA HOUSE 金色不如帰(こんじきほととぎす)」。「ミシュランガイド東京 2022」で4年連続一つ星の評価を受けており、店主・山本敦之氏が全国から厳選した素材で作り上げるラーメンは“極上の一杯”として全国のラーメン好きの憧れの的となっています。
そんな「金色不如帰」のラーメンが自宅で作れる『プレミアムミールキット』が発売され、早くも各方面から注目を集めています。「金色不如帰」といえばハマグリをたっぷり使ったラーメンが有名ですが、今回のミールキットは和風スープと鶏スープのダブルスープが楽しめる醬油ラーメンなのだそう。これは美味しいに違いない……! と、さっそく取り寄せてみることにしました。
このミールキットは冷凍便で届きます。出汁の仕込みや食材の解凍があるため、調理する前日に届くようにしておきましょう。箱を開けてみると、山本氏直筆のメッセージがプリントされた『サンクスカード』が同封されており、特別感も演出されています。
ミールキットの気になる内容はこちら。
【スープ】
・和風スープ用キット(昆布、煮干し、干し椎茸):1袋
・鶏スープ用鶏胸ひき肉:600g
・醤油タレ(スープ用):3袋
・生醤油(国産丸大豆さいしこみ醤油 三年熟成生醤油):1本
・鶏油:3袋
【トッピング】
・チャーシュー用豚バラ肉:1袋
【麺】
・中華麺:3袋
このほかに、鶏スープ用に用意しておくものがこちらです。
・長ネギ(青い部分):25g
・しょうがスライス:5g
・にんにく:10g
今回のミールキットのために作った特注の麺や、黒豚のバラ肉を贅沢に使用したチャーシューなど、選ばれし素材がずらり。中でも特筆すべきは、島根県「森田醬油店」の三年熟成生醬油。
島根県産丸大豆、国産小麦、天日塩を使い、昔ながらの木桶仕込みで3年間熟成させた生の醬油は、まろやかで大豆の旨みをしみじみと感じられます。この醬油がボトルで入っているのはとても嬉しい……! ラーメンを作ったあとも大切に使いたいと思います。
このミールキットは、仕込みの時間を含めると14時間30分ほどかかります。半日以上かかる……と尻込みしてしまいそうですが、実際の調理時間は2時間30分が目安ですのでご安心ください。
作り方は、写真付きの詳しいレシピカードが同封されているだけでなく、購入者限定の動画でもポイントがわかります。動画は30分と少し長めですが、チャプターごとに区切られているので、目的のシーンだけをピンポイントで見ることもできますよ。
調理の前日に、食材を冷蔵庫で解凍しておきます。
併せて、和風スープの仕込みを行います。“仕込み”というと、何やら難しい作業があるかもしれない……とドキドキしてしまいますが、和風スープ用のキット(昆布、煮干し、干し椎茸)とお水を鍋に入れ、冷蔵庫で水出しするだけ! お水は軟水を使うのがおすすめだそう。美味しい出汁がとれるよう願いを込めつつ、仕込み完了です。
まずはチャーシュー作りからスタート。炊飯器に解凍したチャーシュー(袋ごと)と熱湯を入れ、保温にセットし、2時間30分を目安に湯煎します。炊飯器の容量、サイズによってお湯の量が異なりますが、我が家は5合炊きサイズの炊飯器で2000ml弱のお湯を使いました。
前日に仕込んでおいた和風スープを濾します。これだけでもいい香り! 昆布は鶏スープにも使うのでここで取り出しておきます。
鍋に水1500ml、鶏ひき肉を入れほぐし、和風スープから取り出した昆布、長ネギ(青い部分)、しょうがスライス、にんにくを入れて中火にかけ、木べらでかき混ぜてほぐします。
沸騰したら30分加熱し、黄色がかった透明なスープになったら鶏スープを濾します。鶏ひき肉から昆布、長ネギ、しょうがスライス、にんにくを取り出し、アレンジメニュー用にとっておきます。
1人前につき和風スープ100ml:鶏スープ300mlの割合で混ぜ、沸騰するまで中火にかけます。
醬油タレと鶏油を湯煎し、お湯で温めたどんぶりにあけ、生醬油小さじ1を加えます。ここに4のダブルスープを1人前400ml入れます。
このタイミングでチャーシューを切ったり、トッピングや薬味を用意しておくようにしましょう。
大きめの鍋にたっぷりのお湯をわかし、沸騰したら麺を1人前ずつ茹でます。麺を泳がすように強火で1分30秒茹で、ざるで湯切りします。
用意しておいたどんぶりに茹で上がった麺を入れ、チャーシューや薬味、トッピングをのせたら完成です!!
我が家ではネギ、三つ葉、ゆで卵をトッピングしてみました。まるでお店のような仕上がりに感動……。麺がのびないうちに、いただきます!
先ずはスープから。キラキラしたスープからは昆布や椎茸、煮干しなど和風スープの香りがふんわり漂います。一口飲んでみると、和風スープだけでなく、鶏スープの旨み、醬油の深み、鶏油のまろやかなコク……さまざまな種類の旨みが重なって感動的な美味しさです。塩分はしっかりとあるのですが、全体がまとまっているのでとがった感じがありません。また、一見あっさりしたラーメンに見えますが、鶏油が入っているので物足りなさがないのもスゴイです!
麺も、スープに負けていません。6種類の小麦粉をブレンドして使っているそうで、しっかりと小麦の旨みが活きており、噛めば噛むほど美味しい! 程よいストレートの細麺がスープを受け止めてくれ、箸が止まらなくなってしまいました。スープの美味しさが際立つには麺の美味しさも重要だと改めて気づかされました。
そして、特製のチャーシュー! 臭みがまったくなく、脂身も柔らかなお肉のよう。こってりと濃厚なのですが、この醬油ラーメンのトッピングにすることで全体のバランスがとれ、“極上の一杯”が完成します。欲を言えば、このチャーシューだけを買いたい……それぐらい気に入ってしまいました。
そしてこちらが、鶏スープをとったひき肉で作ったそぼろ丼です。レシピには和風スープの椎茸も刻んで入れるとありましたが、我が家では椎茸を入れずに鶏ひき肉だけを使いました。こちらのアレンジレシピは、実際にレシピカードをご覧ください!
「金色不如帰」のミールキットは、時間と手間はかかりますが、難しい作業はありませんでした。料理初心者の方や、家族で料理を楽しみたい方にもおすすめです。ご自宅用にはもちろん、ギフトとして、美味しさとともに“作る楽しさ”を贈るのもいいですね。
今回発売された『プレミアムミールキット』は、このほかにも
・食通垂涎のとんかつ店「成蔵」の白いとんかつを揚げるミールキット
・銀座しのはら 篠原氏監修 西京焼き&日本酒のミールキット
という見逃せないラインナップ! どのお店も予約困難だったり行列が絶えなかったりなど、なかなか行けない名店として知られています。そんなお店の料理が作れるなんて、チェックせずにはいられませんね。
皆さまもぜひ、『プレミアムミールキット』で、おうち時間を美味しく楽しくお過ごしください!
※掲載情報は 2022/02/10 時点のものとなります。
管理栄養士
松田智華
東京育ちの30代。
とくに「調味料」が得意分野で、これまでに試食してきた調味料の数はなんと2000種以上にも。
管理栄養士の資格を活かし、安心安全な食を提供するために各方面で活動中。
共著での書籍の出版、雑誌への寄稿やテレビ出演など、メディアにも多数登場しています。
好きな食べものはパイナップル、カレー、グラタン。
各地をお散歩中に見つけたおいしいものや、魅惑のお取り寄せグルメやギフトをはじめ、キッチンに立つのが楽しくなるアイテムについても発信していきます。