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龍眼蜂蜜のさわやかな甘さが快い個性派のビールが3種類
以前台湾を旅行した時に「はちみつビール」なる物を飲みました。私、料理やお酒が甘いのが苦手なので、最初はあまり興味がなかったのですが、一口飲んでみてそのさわやかで控えめな甘さと、ビールの苦みなどの相性が非常によく、これは、面白いなと感じておりました。今回は、台湾で非常に人気がある「SUNMAI」ブランドが日本でも販売開始されたという事で、さっそく取り寄せてみました。
まず目を引くのがパッケージ。台湾らしさを残しながらも非常にスタイリッシュ。台湾で若者中心に人気であることよくわかります。そして味は昔と同じ「甘いのに爽やか」で、しかも、中華圏のビールらしい軽さがあり、面白くも美味しいビールです。
これ以上甘くてもダメだし、甘さが足りないとはちみつ感がなくなるし・・そのバランス感が絶妙!と感じました。苦みをそこまで感じないので、いい意味でビールっぽくないですね。
はちみつからしてちょっと違う
こちらのビールは「地元(台湾)」愛が強いビールで、使うはちみつも「龍眼蜂蜜」限定。
龍眼はライチに似た味のフルーツで、果物としてのイメージが強かったですが、
まさか、はちみつとしても有名だとは!専門店が日本でもあるほどファンが多いはちみつで、しかも、年間28日しか収穫できない貴重なはちみつ。その香りと爽やかな甘みが特徴との事。
軽さが旨さ。料理重視の中華圏らしいビール。
そして、個人的にいいなと思ったのが「軽さ」です。はちみつの香り、麦芽の香りなど、複雑な香りや味のバランスの上に成り立っているこのビール。その奥にあるビール本体は驚くほど軽く爽やかです。
これは、考え方の違いで「薄い」わけではなく、「料理と合わせてビールを楽しむ場合味が濃すぎると喧嘩するよね」という、中華圏独特の考え方の一つで、お酒は料理と合わせるべきという考えに基づいているものと思われます。自宅では試せませんでしたが、台湾料理などを食べる時にあわせて味を作っていると思うので、是非次回は台湾料理と共に味わいたいものです。
種類は3種類!
上記で説明した「ハニーラガー」以外にも2種類
・SUNMAI DARK HONEY ALE
黒ビール系でどっしりとしたエールビール。しかし、程よい甘みとビールの軽やかさは同じで、どっしりとした黒ビールでありながら飲みやすさも兼ねそろえるビールです。
・SUNMAI HONEY LEMON LAGER
天然蜂蜜とフレッシュレモン。よく知る「はちみつレモン」味のビールです。こちら、ビールというよりは、レモンサワーっぽいというか、不思議な味。最初はびっくりしますが、飲んでいくうちに「これはこれで美味しいかも」と思い始める不思議な感覚のビールです。
・・・・このように、様々なビールが今の日本では飲めますが、ついに台湾のはちみつビールも上陸。中国ビールというと、青島ビールなど有名どころがほとんどでしたが、今後中国のビールの日本進出が加速して来そうな予感がします。
※掲載情報は 2021/11/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
羊齧協会主席(ラムバサダー)
菊池一弘
株式会社場創総合研究所 代表取締役/一般社団法人来来県代表理事/羊齧協会主席/オージーラムPR大使(ラムバサダー)/麻辣連盟(四川料理の消費者団体)幹事長 /華縁会(台湾華僑と日本人の交流団体)副会長。1978年生岩手県釜石市まれ。北京外国語大学卒業。著書に「東京ラムストーリー(実業之日本社)」「かんたん家庭で作るおいしい羊肉料理(講談社)」がある。
「とっかかりの場の提供」をコンセプトに交流会の開催、イベントの運営、場作りのプロとしてイベントや団体のアドバイザー業務を行う。
内閣府高齢者フォーラム/三菱総合研究所プラチナ社会研究所/大槌町コミュニティー再生会議/シブヤ大学/大正大学などで講師を務める。
「場創コミュニティ理論」「消費者主導の業界盛り上げ理論」「コミュニティ編集論」など、 独自の理論展開でイベント、コミュニティを利用したマーケティング、地方と首都圏の新しいつながりの創生など様々な形での「場」の設計・運営やそれらに纏わるコンサルティングサービスを提供。
本気の素人はプロを圧倒するをコンセプトに消費者に業界へ好意的第三者として意見を届ける団体をたくさん作るのがライフワーク。