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痺れるだけでは無い、シトラス系の香りもたまらない花山椒
以前、こちらで紹介した「金の太陽花椒」ですが、その鮮烈な痺れと香りですんごい感動しましたが、メーカーさんより、さらにしびれ強化版を作りました！！と連絡を受け、
あれ以上の痺れはどのような物なのだろうか・・・・・と、早速試食してみました。
その名もずばり「金の太陽花椒ＳＴＲＯＮＧ」。どれだけ痺れるのか・・・・と、ドキドキしながら開封。開封したとたん。予想に反して柑橘系を感じさせる爽やかな香りがぶわっと広がります。
花椒は2種類あり、よく見る赤い花椒は「ウッディな香り」の花椒で、青花椒は「シトラスな香り」と言われます。青花椒の面目躍如。この香りは素敵で、小皿に盛って置いておくと、その周りに良い花椒の香りが漂いますので、なにか、これでお香とかできないかなと思いましたが、そんなことしたら目に染みてえらいことになりそう。
十分香りで妄想したので、早速試食。
口に入れると、鮮烈な香りがぶわっと口の中に広がり、その後、舌にピリリとした苦みを感じ、そのあと、じわーーーーーっとしびれがやってきます。最初は「大したことないじゃん」と思いましたが、徐々に痺れてきます。なので、最初の「平気かも・・・」を信じるとえらいことになります。
なんでこんなにしびれが違うかと言うと、スパイスの製造工程に秘密があるそうで、
もっと痺れを！もっと香りを！という事で、実験を重ね、一番しびれる塩梅を考えたそう。
これだけ見ると「なんか、怖い・・・」と感じるかもしれません。
しかし、食材と合わせるとこれがまたおいしいんです。
私の個人的なおすすめは「肉」。
ステーキなどにかけると、爽やかな風味が肉の脂のしつこさを洗い流し、程よい痺れが食欲を刺激します。ロースト系の厚切り肉でも良いし、ジンギスカンでもよい。肉の脂との相性が最高なんです。また、王道にして至高。麻婆豆腐の上にさっとかけると、市販の麻婆豆腐の素が一気に立体的な香りとなり、現地風のしっかり痺れる麻婆豆腐になります。
そして、こまめに使っているのですがなかなかなくならない。
しびれが強いせいで大量使用が出来ず、コスパがかなり良いスパイスになっております。
麻辣もブームから固定化へ、そして、ただ痺れるから香り高く、さらに痺れるへ！今後の麻辣の動きも目が離せません。
※掲載情報は 2021/11/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
羊齧協会主席（ラムバサダー）
菊池一弘
株式会社場創総合研究所 代表取締役/一般社団法人来来県代表理事/羊齧協会主席/オージーラムPR大使(ラムバサダー)/麻辣連盟（四川料理の消費者団体）幹事長 /華縁会（台湾華僑と日本人の交流団体）副会長。1978年生岩手県釜石市まれ。北京外国語大学卒業。著書に「東京ラムストーリー（実業之日本社）」「かんたん家庭で作るおいしい羊肉料理（講談社）」がある。
「とっかかりの場の提供」をコンセプトに交流会の開催、イベントの運営、場作りのプロとしてイベントや団体のアドバイザー業務を行う。
内閣府高齢者フォーラム/三菱総合研究所プラチナ社会研究所/大槌町コミュニティー再生会議/シブヤ大学/大正大学などで講師を務める。
「場創コミュニティ理論」「消費者主導の業界盛り上げ理論」「コミュニティ編集論」など、 独自の理論展開でイベント、コミュニティを利用したマーケティング、地方と首都圏の新しいつながりの創生など様々な形での「場」の設計・運営やそれらに纏わるコンサルティングサービスを提供。
本気の素人はプロを圧倒するをコンセプトに消費者に業界へ好意的第三者として意見を届ける団体をたくさん作るのがライフワーク。
