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鶏寅陽
鹿児島プレミアム地鶏×国際薬膳師監修 鶏しゃぶセット -2~3人前-
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旅の楽しみと言えば、その土地でしか味わえない料理。
なかなか自由に旅ができない今だからこそ楽しみたいのがその土地の名産品のお取り寄せです。
自宅にいながらその土地の美味しいを満喫することができ、今度旅ができるときにはこんなことがしたい!こんなものも食べたい!と思いを馳せるひと時は、それはそれでとても尊い、楽しい時間でもあります。
今回ご紹介するのは、鹿児島プレミアム地鶏の逸品は、薬膳スープで味わうしゃぶしゃぶセットです。
免疫力を高めたいと強く感じる今、ぜひ皆さんにもお試しいただきたいと思っています。
鹿児島のお肉といえば私は真っ先に黒豚を思い浮かべてしまいますが、実は鹿児島の“黒”を背負う第3の特産品として、黒豚、黒牛に続いて「黒さつま鶏」が長い年月かけて開発されていたのです。
そんなこだわりの黒さつま鶏をしゃぶしゃぶでいただくことができるのはとても贅沢なことですね。
箱を開けると「もも肉」「胸肉」2種類の黒さつま鶏スライスがたっぷりと入っています。
そして、鍋に欠かせないつみれも。
鶏の栄養素や旨みがしっかと凝縮されていそうな白濁したスープに、薬膳キットも入っています。
私自身、薬膳を学んでいたこともあり、この薬膳キットにも興奮してしまいました。
まず、薬膳の言葉で「気」を補う(元気な状態にする)作用がある棗や蓮の実が入っています。
そして体に満たされた気を巡らせる作用がある陳皮や八角なども入っており、疲れや緊張、不安などで減ってしまった気を増やして、しっかりと巡らせることで体を整えることができると言われているのです。
スープとお肉は冷蔵庫で4〜5時間、ゆっくり解凍すればすぐに調理することができます。
鍋に解凍したスープと薬膳キット、水500mlを入れて加熱するだけで薬膳スープの出来上がりです。
この手軽さが何より嬉しい!
本格的な薬膳スープは自分で一から作ろうと思うと、時間も費用も莫大にかかってしまいます。
そんなスープをここまで簡単に自宅で作って食べることができるのは本当に贅沢なこと。
好みの野菜を入れて、解凍された鶏つくねを好みの大きさに整えて加えればすぐにいただくことができます。
つくねも旨みがとても強く、つくねを煮込んだ後のスープはさらにコクのあるものに。
調理すればするほど、鶏の旨みが溶け込んでいくので最後の〆までぜひ味わってください!
2種類の鶏もそれぞれももと胸肉の良さがしっかりと強調されているように感じました。
まずはどちらも薄切りにも関わらずしっかりとした歯ごたえ、食感があることに驚きます。
しゃぶしゃぶにするほど薄いのに、鶏肉に弾力を感じるのです。
更にもも肉は特に旨みが強く、コクを感じます。
また胸肉は、あっさりとしてスープや野菜を引き立てつつ鶏肉の優しい甘みを感じます。
お店で新鮮なお肉をいただくようなクオリティーを自宅でここまで再現できることに心から驚きました。
また、食べ進めるうちに体が温まる感覚。これは薬膳キットが入ったスープのおかげだと思います。
鶏の出汁が更に出て、少し煮詰まったスープにラーメンやうどん、ご飯を入れて食べる〆はなんとも言えません。
鹿児島の黒さつまどりを味わい尽くす贅沢セット、ぜひ旅行気分で味わってみていただけたら嬉しいです!
※掲載情報は 2021/02/17 時点のものとなります。
料理研究家/国際中医薬膳師
西岡麻央
大手航空会社客室乗務員として国内線・国際線を乗務。不規則な生活が続く中で、身体に極力負担をかけない生活を意識するようになる。特に直接身体に影響を与える“食”に対して強く興味を持つ。2014年に航空会社を退社してからは、井上絵美主宰、食のプロを育てる学校エコールエミーズにて料理の基礎からおもてなしの演出まで、様々な観点で食について学ぶ。(社)日本フードアナリスト協会主催、日本の食・食文化を世界に発信する親善大使「2015年度食のなでしこ」入賞。現在はラジオ出演や、レシピ考案、和菓子メーカーの商品開発等に携わっている。世界中を飛び回るキャビンアテンダントがおすすめする女性のための総合情報サイトCA Media にて、客室乗務員時代に培った知識をベースにコラムを執筆中。FSPJ食空間関連コーディネーター。