担担麺ブームの礎を築いた「紅虎餃子房」の「黒胡麻担担麺」がご家庭で楽しめる日が!

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麻辣普及の元祖かもしれない先見性のある担担麺がこれなのです。

四川フェス実行委員会の副委員長をやっている関係で麻辣ネタが多いですが、今回も担担麺ネタです。担担麺は中国ではあまり食べられることのない、四川省の一地方の麺料理で、

中国の方が日本にいらっしゃるとまず驚くのは「なんでこんなに担担麺みんな食べているの!?」です。こちら、四川飯店さんの初代陳健民さんが日本に担担麺を持ち込み、それが広まった事がルーツだそうです。

 

以前の担担麺は白ごまペーストを使った穏やかな味のものが多く、今のような本場に近いものや、独自のインスパイア系の物などは少なかった時代がつづきました。そんな時代にこちらの「紅虎餃子房」の「黒胡麻担担麺」は衝撃的でした。


こちらの黒胡麻担担麺は、スタッフが何回も四川省に赴き、現地の担担麺を視察。現地の担担麺は胡麻を使わず、スープもないシンプルな物で、麺に麻辣風味のタレをかけた油そばのようなものです。本場のその要素を取り入れ、日本で発展したスープありの担担麺に本場四川の「麻辣」味を+。日本人の好きな胡麻の要素を残しつつ、その個性に負けないように香りや味わいの強い黒ゴマを使用し、仕上げたものが「黒胡麻担担麵」です。

こちら、大ヒット商品となり、1998年より毎年100万杯以上食べられ続けているそうで、その後、黑胡麻系の担担麺は日本の担担麺の一つのジャンルとなりました。

 

まだ、麻辣と言う味に親しみが全然なかった時代に、麻辣要素を取り入れたのもすごいですが、それが受け入れられたのもすごい!今の麻辣ブームの導火線の一つだったのではと、

私は考えています。

 

もしかしたら、これより以前に麻辣押しの担担麺を出していたお店があったかもですが、多店舗で展開し、一気に知名度を広げた功績は大きい!

 

そして商品のお味はと言うと、かなりレベル高いです。

平打ちのちじれた乾麺が濃厚なスープと絡み、家でこの味出せるのかと。

この乾麺本当に良いですね。これ、別のお店で普通に出しても、乾麺で保存がきく家庭用の商品と気づかないかも。「お店の味を出来るだけ再現する系」ではなく、お店で食べるのとは状況が違うので、その中でどれだけ美味しくできるか突き詰める系の味ですベクトルはお店とは違いますが、これはこれで十分おいしい。

 

ちなみに、ネギ系の薬味をプラスして食べるとさらにうまいです。

担担麺ブームの礎を築いた「紅虎餃子房」の「黒胡麻担担麺」がご家庭で楽しめる日が!

個人的にこのパッケージの独特の雰囲気が好きでして、家庭用のみならず、

お土産などにも使えそうな予感。そして、この担担麺もですが、こちらの会社の通販、

かなり作りこんで納得してから商品化しているのでみんな満足度高いので

おススメですよ。中華系はすべて味見済ですので、次はウナギとか行ってみたい(編集部注:本品の販売元「際コーポレーション」ではうなぎの名店も運営しており、お取り寄せも人気です)。

※掲載情報は 2021/01/28 時点のものとなります。

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キュレーター情報

菊池一弘

羊齧協会主席(ラムバサダー)

菊池一弘

株式会社場創総合研究所 代表取締役/一般社団法人来来県代表理事/羊齧協会主席/オージーラムPR大使(ラムバサダー)/麻辣連盟(四川料理の消費者団体)幹事長 /華縁会(台湾華僑と日本人の交流団体)副会長。1978年生岩手県釜石市まれ。北京外国語大学卒業。著書に「東京ラムストーリー(実業之日本社)」「かんたん家庭で作るおいしい羊肉料理(講談社)」がある。
「とっかかりの場の提供」をコンセプトに交流会の開催、イベントの運営、場作りのプロとしてイベントや団体のアドバイザー業務を行う。
内閣府高齢者フォーラム/三菱総合研究所プラチナ社会研究所/大槌町コミュニティー再生会議/シブヤ大学/大正大学などで講師を務める。
「場創コミュニティ理論」「消費者主導の業界盛り上げ理論」「コミュニティ編集論」など、 独自の理論展開でイベント、コミュニティを利用したマーケティング、地方と首都圏の新しいつながりの創生など様々な形での「場」の設計・運営やそれらに纏わるコンサルティングサービスを提供。
本気の素人はプロを圧倒するをコンセプトに消費者に業界へ好意的第三者として意見を届ける団体をたくさん作るのがライフワーク。

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