ご紹介した商品はこちら
ご紹介した商品はこちら
Go Nutting
[送料無料] 定番! 甘くて辛い、スパイシーナッツ 135g 2袋セット(…
商品詳細を見る
美味しいものを探してあちこち歩きまわる日々ですが、新しい味に出合うとテンションが上がってしまいます。
今回紹介する「スパイシーナッツ」も、そんな新しい美味しさを感じられる一品。あまりに不思議な美味しさだったので、作り手の伊賀さんに話を聞いてきました!
作り手の伊賀拓郎さんは、もとは料理人。中東で振る舞われた家庭料理に魅せられ、スパイシーナッツのブランド「Go Nutting」を立ち上げました。
スパイシーナッツの主な材料は、ピーナッツ、バナナチップ、レーズン、ジャイアントコーンの4種類。「ナッツ」とは言っても、実際にナッツはピーナッツのみです。一見、ナッツ好きには物足りなさを感じるラインナップにも思えますが、じつは伊賀さんが試行錯誤を繰り返してたどり着いた独自の配合。「これじゃなきゃ!」と思えるほどの美味しさのベースになっています。
スパイシーナッツという名前だけ聞くと、辛さをイメージする方も多いと思いますが、実際は辛さと甘さと香ばしさのバランスが絶妙な一品。単体でも美味しいナッツやドライフルーツを、オーガニックシュガーでキャラメリゼして、スパイスをまとわせてあります。ピーナッツはクラッシュさせたものも合わせて食感のアクセントに。バナナチップやジャイアントコーンのごろっとしたボリューム感と、レーズンのみずみずしさ、どこを食べても違う美味しさが楽しめて食べ飽きないんです!
「これがスパイシーナッツの原型だよ」と、伊賀さんが本を見せて教えてくださったのが、ユダヤ教の「過ぎ越し」という行事の際に出される「ハローセト」というお菓子。デーツやレーズン、くるみなどを赤ワインやはちみつで煮詰めたものですが、日本でいうとおせち料理の一種のような位置づけで、ワインとともに供されるそうです。伊賀さんはこの「ハローセト」を日本人向けにアレンジし、スパイシーナッツを生み出しました。
スパイシーナッツは、銅鍋で丁寧に手作りされています。あの「タイタニック号」が引き揚げられた際に、当時のままの状態で発見されたというエピソードもあるほど頑丈な銅鍋ですが、スパイシーナッツの製造にも同じメーカーのものを使っているそう。熱伝導性が高く、弱火でも全体に熱が伝わる銅鍋は、スパイシーナッツの製造になくてはならない存在。ナッツとオーガニックシュガーを丁寧にキャラメリゼしていきます。
180度もの高温でじっくりキャラメリゼされたナッツはつやつやで、厨房には甘くて香ばしい匂いがいっぱい。ここに、七味唐辛子をベースに独自のブレンドをしたスパイスをまとわせていきます。このスパイスにも秘密が。七味唐辛子は日本人にはなじみ深い辛さですが、クミンの香りで一気にエスニックに!でも、しっかり甘さもあって、食べれば食べるほど不思議な美味しさです。
今、この原稿を書きながらスパイシーナッツをつまんでいますが、食べれば食べるほど止まらなくなってしまい、初めて出合ったときよりももっと好きになっています。チャック付きなので良きところでストップしなければいけないのですが……小分けパックもあるので、お配り用にストックしておこうかなと思っています。
より甘いものが好きな方には、スパイシーナッツのチョコレートもあるので、お試ししてみては?
今まで出合ったことのない、でもどこか懐かしいスパイシーナッツ、おすすめの一品です!
※掲載情報は 2020/10/30 時点のものとなります。
管理栄養士
松田智華
東京育ちの30代。
とくに「調味料」が得意分野で、これまでに試食してきた調味料の数はなんと2000種以上にも。
管理栄養士の資格を活かし、安心安全な食を提供するために各方面で活動中。
共著での書籍の出版、雑誌への寄稿やテレビ出演など、メディアにも多数登場しています。
好きな食べものはパイナップル、カレー、グラタン。
各地をお散歩中に見つけたおいしいものや、魅惑のお取り寄せグルメやギフトをはじめ、キッチンに立つのが楽しくなるアイテムについても発信していきます。