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3/1~、帝国ホテル東京 本館1階 「ランデブーラウンジ・バー」とホテルショップ「ガルガンチュワ」に、杉本雄東京料理長の新作ペストリー 「サントノレ・HIBIYA」が登場しました。
サントノレとは、“公爵の王冠”をイメージしたフランスの伝統菓子で、高級ブティックが並ぶパリの“サントノレ通り”のお菓子店で誕生したことから、通りの名前にちなんで名づけられたものです。
そのフランスの伝統菓子サントノレへのオマージュと、日比谷通りに面する帝国ホテルから発信する事の意味を込め、「サントノレ・HIBIYA」 と命名されたそうです。
一見、ピンク色のクリームとトップの苺で、可愛らしい印象なのですが、中に抹茶とあずき餡を忍ばせていたり、ミニシューのパリっとしたキャラメルのインパクトにハッとさせられる奥深い構成がお見事。
フランスで13年間研鑽を積み、ヤニック・アレノ氏やアラン・デュカス氏に薫陶を受けシェフとして輝かしい実績を持ちフランス生活が長い杉本氏。
そんな杉本氏ならではの、和と洋を融合させた逸品です。
このサントノレシリーズは、季節毎に旬の素材を取り入れていく計画もあるそうなので、今後も楽しみです。
また、2020年4月1日からは、その杉本氏のメニューを楽しめるLe Salon “Intimité” (ル サロン アンティミテ)というプライベートディナーが、メインダイニング「レセゾン」の個室でスタートします。
アンティミテとはフランス語で「親密」を意味し、お客様同士はもちろん、プライベートルームで料理を介して、かけがえのないひとときをお過ごしいただきたいという杉本氏の想いから名付けられたそう。
昨年2019年4月の就任以来、杉本氏のお料理は、レストラン各店での期間限定で提供されてきましたが、遂に杉本氏の味をいつでも堪能出来るコースメニューの新登場です。
このような試みは、帝国ホテル130年の歴史でも初となるそうです。
私もこれまで、「ラ ブラスリー」や、「インペリアルラウンジ アクア」で東京料理長就任 特別メニューやフランス料理を野点弁当仕立てでいただくメニューなどを頂きましたが、どれも見た目が華やかで美しいだけでなく、素材の組み合わせや調理法に巧みの技が盛り込まれ、極上の味わいでした。
なので、そんな杉本氏のディナーコースメニューを待ち望んでいた方々はとても多いはず。
気になる価格は、個室料・消費税込み、ドリンク・サービス料別で1名50,000円。
予約は2名から20名まで。
日本に居ながらにして、フレンチの本場フランスにも劣ることが無いお料理の数々を堪能出来るディナーコースは、早々に予約困難になることが予想されるので、お早目の予約をオススメします。
※掲載情報は 2020/03/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
岩谷貴美
フードとビューティーがメインのジャーナリスト。女性誌を中心に執筆するほか、企業のコンサルティングや商品開発も行う。食のジャンルは和食・フレンチ・イタリアン・エスニックからスイーツまで。ほぼ毎日、試食会やロケハン、取材、プライベートの会食が入っているので、1日にフルコースを3回食べる事も珍しくない。 【テレビ出演】
■日本テレビ「Oha!4 NEWS LIVE」「ZIP!」「ヒルナンデス!」■フジテレビ「笑っていいとも」「ノンストップ!」■TBS「あさチャン!」「白熱ライブ ビビット」他