記事詳細
紹介している商品
菊の花を形取った愛らしいグルテンフリーの和スイーツ
菊の花が咲き始めることで、秋の訪れを感じさせられます。
菊は日本の秋の花の代表と言ってもいいのではないでしょうか。
今回おすすめするのは、そんな菊の花を模した美しい和スイーツです。
「菊花せんべい」というネーミングの通り、干菓子のおせんべいです。おせんべいとはいえ西洋菓子のクッキーのような雰囲気があるので、和スイーツと呼びたいと思います。
直径5.5センチほどの大輪の菊の形が愛らしく、まずその形に心惹かれてしまいました。
ほのかに色づく黄色はクチナシを使っているそうです。
国産の餅米を使ったグルテンフリーのおせんべいなのですが、サクサクっとした薄焼きで、口に入れるとふわっと生姜の香りが広がります。決して甘すぎない上品な甘さが嬉しいです。そしてすぐに口の中で溶けてしまう口溶け感が、ウエハースに似た食感でとても優しいのが特徴です。小さなお子様から、お年を召した方まで美味しくいただけること、間違いなしです。
人気TV番組にも登場した落雁で有名な諸江屋さんの和スイーツ
「菊花せんべい」を作っているのは、江戸時代末期、嘉永二年(1849年)に創業、170年の歴史を誇る金沢の老舗和菓子店、諸江屋。
諸江屋は落雁でとても有名なお店で、数々の賞に輝く伝統的な落雁を作る一方、ココアを使った新感覚の落雁や手塚治虫のキャラクター落雁など、伝統を重んじながらも進化し続けている和菓子屋です。
諸江屋のお菓子は、人気TVドラマ『半沢直樹』の中でも手土産として登場しています。
諸江屋の「菊花せんべい」が生まれるベースとなったのは、菊に宿る不老長寿の伝説。『新古今和歌集』の717番の和歌「山川の菊のした水 いかなれは流れて人の おをせくらん」から生まれたそうです。
菊の花のパワーまでもらえそうな和スイーツですね。
日本茶はもとより、紅茶、珈琲、スパークリングワインにも合います。
店舗のほかオンラインショップでも購入可能です。
菊花せんべい 20枚入 単品価格:756円
※掲載情報は 2019/09/25 時点のものとなります。
- 3
キュレーター情報
サロン道(C)研究家
ローズ麻生育子
有限会社ハッピーキューブス代表、サロネーゼカフェ(C)プロデューサー。
東京・世田谷生まれ。
青山学院大学フランス文学科卒業後、ラフォーレ・ミュージアムの企画室にて、コーディネーターとして、アートを中心としたイベントの企画、運営に携わる。
その後、子育ての傍ら京都造形芸術大学建築学科で学び、2級建築士の資格を取得。
2006年に起業後は女性のキャリア・生き方をサポートするイベントやセミナーの企画運営、企業のPR&ブランディングなども手がける。
2012年、3月6日を自宅を活用して教室などを開く女性(=サロネーゼ)を応援する「サロネーゼの日」として記念日に制定し、サロネーゼのコミュニティ「サロネーゼカフェ@」の運営を開始。