もはや気分はA級グルメ! 岩手「小山製麺」の「前沢牛らーめん」

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清らかな水にこだわる製麺所の作った、こだわりの牛ラーメン

もはや気分はA級グルメ! 岩手「小山製麺」の「前沢牛らーめん」

全国各地にご当地ラーメンがあります。数え方にもよりますが40とも50とも。ましてや地域の食材を使用したタイプなども加えれば、何百あるのか見当もつかないほど。各地のお土産処などにはさまざまなお土産ラーメンが売られていて、購入して家庭などで作れば、旅先から戻った後も旅感も含めて楽しめます。岩手県に行った時、なんとも上質なお土産ラーメンに出会えました。その名も「前沢牛らーめん」。製造しているのは岩手県奥州市の小山製麺。昭和35年創業で、Webサイトによると「「東北で最もきれいな川」と讃えられる胆沢川水系の水と、冷涼なみちのくの地に育った風味豊かな素材を吟味し、先人によって培われた技で、麺本来の「旨さ」を探求しながら時間と手間を充分にかけた「こだわりの麺」をお届け」だそう。確かに麺を製造するには水はとても大切です。読んだだけで美味しさが伝わってきます。

コンソメのような上質な醤油スープに、細縮れ麺がぴったり

もはや気分はA級グルメ! 岩手「小山製麺」の「前沢牛らーめん」

そんなこだわりの製麺やさんが創る「前沢牛らーめん」ですから、美味しさも格別です。ビーフオイルやビーフエキスのみならず、前沢牛の牛肉も使用した醤油スープは、ラーメンというよりも上質なコンソメスープ的な味わいでびっくりしました。透き通る中に旨みが凝縮という言葉がぴったりで、玉ねぎやかつおなどのコクも下支えしています。もちろん製麺業が本業ですから麺のクオリティも高し。細縮れの形状をした乾麺で、茹でれば細いながらもしっかりとした硬さ、清湯スープと上手に一体化する、バランスの良い縮れ具合。せっかくなのでトッピングにもこだわってチャーシューではなく生ハムを載せてみたりすれば、もはやA級グルメの領域にも見えてきます!

※掲載情報は 2019/09/05 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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