世界遺産になった五島で出来たワイン

世界遺産になった五島で出来たワイン

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五島産100%のぶどう、マスカットベリーAを使い丹念に作り上げられた貴重なワイン

世界遺産になった五島で出来たワイン

長崎県の五島列島が潜伏キリシタン文化で世界遺産登録されたのが去年。

 

登録によって観光地としても注目されている。

 

遠藤周作の「沈黙」のモデルとなった場所でもあるが、

令和になり新しい五島をみることが出来た。

 

五島列島の一番大きな島、福江島にある五島ワイナリー。

 

五島コンカナ王国という、リゾート地区の中にある。

世界遺産になった五島で出来たワイン

ホテル、スパ、レストラン、プールなどもあるリゾート施設で、離島観光としてのポテンシャルがとても高い場所だ。

 

このコンカナは「来ないか?」の五島弁らしい。

 

開放感のある五島ワイナリー。

世界遺産になった五島で出来たワイン

八年の歳月をかけて出来たワイン

世界遺産になった五島で出来たワイン

五島産100%のぶどう、マスカットベリーAを使い

 

丹念に作り上げられた貴重なワイン。

 

祈りの島の、静かな農民の静かな暮らしが染み入っているようなワイン。

 

このワインをご紹介してくれたのが移住者である、この方。

世界遺産になった五島で出来たワイン

離島のワインをどうしても作りたいと思っていたときに、

 

五島ワインの求人募集を知り、やってきたという。

 

以前は山梨にぶどうを運んでワインにしていたが、

 

販売所の奥に醸造施設があり、そこでワインに作る事が出来るようになったという。

 

マスカットベリーAという、さわやかな酸味とスパイシーさは、

 

五島列島の名産である魚介と相性はよさそうだ。

 

祈りの島から、キリストの血とも言われるワインの誕生。

 

深い沈黙からのワインの誕生は運命としか思えない。

 

出来たばかりのワインは若く、繊細な青年のよう。

 

地域活性化に繋がってくれたらと、応援したくなるワインなのだ。

 

日本の離島で100%完結させ出来上がったワイン。

 

島の夕日がエチケットデザイン。

 

海は何処までも碧く、燃えるような夕日が見える島、福江。

 

若いワインの成長を見守り応援したくなる。

 

年ごとに変わるワインを、これからの楽しみとするのも

 

人生の成熟期の醍醐味と思う。

※掲載情報は 2019/06/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

大桃美代子

タレント・新潟食料農業大学客員教授

大桃美代子

地域活性イベントも各地で行ってきたタレントとして、ニュースをはじめ、料理、クイズ、バラエティ、情報番組と、幅広い分野で活躍。 韓流にはまり、韓国に語学留学をするほど韓国好き。訪問回数も非常に多く、映画・ドラマ・文化・観光名所だけでなくグルメからパワースポットまで幅広い韓国情報通。 「阪神・淡路大震災」は大阪滞在中に、「中越地震」を新潟県魚沼市の実家に帰省中に被災し、災害と復興について考えるきっかけに。風化させないことをテーマに情報発信や、復興の為の地域活性化にも携わる。雑穀エキスパート、ジュニア・野菜ソムリエ、おさかなマイスター・アドバイザーの資格を取得するなど食育や農業に関心が高く、地元の新潟にて古代米作りもする。『桃米』として販売中。 地域活性化に取り組む団体を支援するため全国地方新聞と共同通信が設けた『地域再生大賞』選考委員を務め、各地の取組みを視察。様々な地域での取組みを紹介する講演が好評を得ている。そのほか『リアル桃太郎電鉄』、『熊本ワイチャ会議』…など、地域活性イベントも各地で行ってきた。

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