ロールケーキ
浪花屋総本店
たい焼き発祥店として有名な麻布十番の『浪花屋総本店』さん。ぱりっと焼き上げられた香ばしい皮にたっぷり詰まった粒あん。このたい焼きを目当てに訪れるお客様が絶えません。学生時代近くに住んでいた私には折々のご褒美的な懐かしい青春の味でもあります。
そんな『浪花屋総本店』の隠れた人気スイーツをご存知でしょうか?
和三盆を使ったふんわり“ロールケーキ”。店内の喫茶でも召し上がれますが、お持ち帰りもできる手土産にもぴったりの逸品です。その人気の秘密は別添えのカップの容器にたっぷり入った“粒あん”。お店の看板商品であるたい焼きに使われている粒あんを切り分けたケーキに“たっぷり”かけて食べるのが、浪花屋さんの流儀。
実は私も娘が「美味しいロールケーキがあるから是非食べてみて!」と買って来てくれるまでは知らなかったのですが食べて納得、たい焼きの少し塩味の効いたトロリとした“粒あん”と和三盆を使った しっとりと優しい味わいの“ロールケーキ”が見事にマッチしていて、止まらなくなる美味しさでした。
『浪花屋総本店』さんの自家製の粒あんは、もたつかずサラッとした印象。素朴な味わいの粒あんですが、ほんのりと塩味がして、甘さと塩辛さが絶妙なバランスに仕上がっています。その特製の粒あんが、優しい甘さの和三盆を使ったロールケーキの生クリームに、びっくりするほど良く合います。
名物たい焼きと一緒に手土産にしたら、話題性もあって喜ばれると思います。ぜひ、皆さんも止まらない美味しさのロールケーキ、ぜひ召し上がっていただきたいです。
浪花屋総本店
※掲載情報は 2019/05/16 時点のものとなります。
Takako'sKitchen主宰
二階堂多香子
子供時代から料理が大好き。初めてのフルコースディナー作りの経験は 10歳の時。家族の喜ぶ姿が嬉しく、料理を通じ人を笑顔にできる、という発見に心躍らせました。
大学卒業後、フランスでの料理遊学を経験し自宅での料理教室をスタート。結婚後は料理教室やケータリングの仕事に励みました。1990年に夫の海外赴任に伴い初めて在外生活をオーストラリアで送ったのを皮切りにブルガリア、イラン、アメリカ(ニューヨーク) 、クゥエート、スイス の6カ国、通算18年間を海外過ごしたことになります。その間夫の勤務の 都合でまとまって東京にいる間には料理教室を継続し今に至りました。
2016年、スイスからの帰国を機に満を持して下北沢の自宅キッチンにて 料理教室、Takako's Kitchen を立ち上げました。 長い在外勤務の間に経験した豊富なおもてなしのノウハウ、各国で覚えた味、世界中の友人達から習ったレシピの数々、そして材料の違うどんな場所でもどんなキッチンでも同じように美味しい味を生み出してきた臨機応変の合理的な調理をお伝えしています。