ビールのプロが厳選!今、飲んでおかなきゃ損するクラフトビール3選

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最近なにかと話題で大人気の「クラフトビール」ですが、市販の大手メーカーのビールとの違いを知っていますか?実は、小規模なビール醸造所でビール職人が精魂込めて造っているビールのことを言い、ビール職人が造り出す高品質なビールを「手工芸品(Craft)」に例えて、クラフトビールと呼ぶそうです。微妙な味の差を楽しみながら、奥深さをじっくり味わいたい「クラフトビール」。

 

しかし、世の中にクラフトビールは沢山ありすぎて、どれを選べばいいか悩んでしまいますね。そこで今回は、クラフトビールのプロがいちオシの、新緑の時期におすすめのクラフトビール3商品をご紹介します。

1:日本一の生産量、日向夏をたっぷりとじこめた「日向夏ラガー」

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日本ビアジャーナリスト協会所属のビアジャーナリスト宮原佐研子さんが国内のクラフトビールでご紹介いただいたのが、1996年、宮崎県延岡市にある国定公園行縢山(むかばきやま)の麓にうまれた宮崎ひでじビールの「日向夏ラガー」。

 

1820年、赤江町曽井(現在の宮崎市赤江)の真方安太郎氏の家の庭で偶発実生として発見され、その後宮崎県の特産品となった日向夏。宮崎県が生産量日本一(※1)を誇る日向夏をたっぷりとじ込めた『日向夏ラガー』(Alc.5%)は、すっきりとした酸味とホップの香りが絶妙にマッチした爽やかな喉ごしが特長です。こちらは、ワールド・ビア・アワード・アジア2015でベストフルーツフレーバービールとして金賞を獲得など、その他受賞歴も多数。宮崎の春を感じるさわやかなおいしさです。

(※1)平成21年度農林水産省統計参照

2:ドイツ宮廷がこっそり飲んだ?現存最古の醸造所ビールとは?

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続いて、同じく日本ビアジャーナリスト協会所属のビアジャーナリスト宮原佐研子さんが、海外のクラフトビールをご紹介したのが、725年創建された修道院を起源とするヴァイエンシュテファン醸造所のヘフェヴァイスという小麦を使ったビール。この醸造所は現存する醸造所の中で最古と言われており、バイエルン王室の醸造所でもありました。

 

ふわりと香りたつアロマはバナナのような甘い香りとクローブのようなスパイシーさもあり、ハチミツのような大人の甘味を楽しめます。世界中の人に愛され続けるロングセラーの人気ビールです。まるで上質の桃を食むようなこのやわらかなおいしさは、当時の宮廷の人たちが独占したくなるのも、おもわず納得してしまいます。

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3:採算度外視で造られた、スコットランド北西部の極上のIPA

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最後に、日本ビアジャーナリスト協会副代表のビアジャーナリスト野田幾子さんから、ずばり、「問答無用でコレを飲め!」な銘柄(ブランド)を挙げていただきました。それが、スコットランド北西部に設立された小規模なビール醸造所で作られた「ブリュードッグ パンクIPA」です。通常のラガービールに比べて40倍のホップ、2.5倍の麦芽、8倍以上の熟成期間を経て造った「採算度外視」の型破りな商品です。

 

「IPA」とは「インディア ペール エール」の略称で、18世紀に英国で生まれたビアスタイル。当時の植民地、インドへ船で運ぶ際にビールの劣化を防ぐため、殺菌効果のあるホップを大量に使ったことから苦味が強いビールができ、これが人気を博した。IPAは、クラフトビールの中でも人気のあるビアスタイルのひとつ。IPAを飲んでクラフトビールファンになる人も少なくないのだとか。

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※掲載情報は 2016/05/01 時点のものとなります。

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