記事詳細
紹介している商品
フランス高級グロサリー『メゾンブレモンド1830』
ただの甘酸っぱいビネガーではありません。旨みがたっぷり、お料理にもデザートにも……手放せない1本です。
昨年日本に上陸した、フランスの高級グロサリー『メゾンブレモンド1830』。スタイリッシュな見た目だけでなくお味も実力派。日本で販売される前は、フランスに行くたびにショップで買いだめしていたので、日本で買えるようになって本当に嬉しい!と思っているのはきっと私だけではないはず。
どれも素晴らしいお味なのですが、1つだけ選ぶとしたら私のオススメは、ずばり「フランボワーズビネガー」。
フランボワーズ=ラズベリー=木いちご。いちごとは違った酸味とちょっと野生の香り、これがお料理にもデザートにも合うのですね。お料理に使う際には、嬉しいことに魚介にもお肉にもとても相性が良いのです。
ボトルはまるでフレグランスが入っているかのようなフォルム。キッチンに飾っておきたくなります。使い終わってもそのまま置いておきたいほど魅力的。鮮やかなピンクがかった赤。まずはスプーンにひとさじ味わって欲しいです。
チコリやレタスなど葉野菜に少しかけると爽やかで高級感あふれるサラダにいちごやベリー、バナナのフルーツサラダや、バニラアイスクリームに。
魚介のカルパッチョにはフランボワーズビネガーとオリーブオイルをひとまわしでOK。海老・ホタテなどには、焼いた後にまわしかけて火を止めるだけ。そのままソースになります。
お肉とも相性抜群で、ビーフ、ポーク、そして鴨肉、ハムステーキなどにも。お肉を焼いた側で少しまわしかけてみてください。そしてお醤油をほんの2、3滴。肉汁とあいまって絶妙な味わいになるのです。もちろんワインとの相性は言わずもがな。
とはいえ、もっと手軽に簡単に味わいたい!というお声も多そうです。そこでお勧めなのが「飲む」こと。お酢は体に良い、薄めて飲むと美味しく飲める。確かにそういうものもあります。
ただ中には無理して飲んでいる、あのツンとくるのが苦手…とおっしゃる方も多いと思います。ところがこのフランボワーズビネガーは本当に絶妙の酸味加減。ぜひミネラルウォーターや炭酸水などお好みのお水で割ってみてください。美味しくて毎日飲みたくなる、お代わりしたくなること請け合いです。
ちなみに……『メゾンブレモンド1830』は、あのロクシタンを創業したオリビエ・ボーサン氏が2015年から事業を継承しているのです。プロヴァンスの自然と食をこよなく愛するボーサン氏によって、真のプロヴァンスグルメが広がっていきそうですね。
オシャレなだけではない実力たっぷりの「フランボワーズビネガー」、そして『メゾンブレモンド1830』のすばらしい商品ラインナップ、今後大注目です。
※掲載情報は 2019/04/12 時点のものとなります。
- 7
キュレーター情報
料理家/バスクの食旅コーディネーター
後藤初美
料理家。JSA認定ワイン・エキスパート。CPA認定チーズプロフェッショナル。国際薬膳調理師。
FFCCフランス料理文化センター、パリのエコール・リッツ・エスコフィエ等でフランス料理・お菓子を学ぶ。
大手企業にてアドミニストレーター、カスタマーサービス、社長秘書等勤務後、2010年より「フレンチスタイルの家庭料理とお菓子・食のフランス語教室ル・プティ・フール」主宰。
手軽にできて簡単美味しくヘルシーなフレンチを広めるべくレッスンを開催。同時に、旅先で悔いなく美味しいものを食べたい方のための「食のフランス語講座」を開催、旅行を計画中の方や料理留学の準備講座として好評を得ている。
毎年続けるフランスの地方巡りはもはやライフワーク。渡仏回数25回以上、延べ日数は330日超。近年は毎年美食の街フレンチバスク地方へのツアーを企画し、現地ならではの食とワインを堪能する。多数出演したBSジャパン「辰巳琢郎の葡萄酒浪漫」では、当日ゲストの選んだワインに合わせてその場で料理を作る。西洋占星術を学び、星座と食を組み合わせたパワーフードも提案する。