記事詳細
紹介している商品
珈琲と古本。その響きが良く似合う街、神保町で1976年に創業したトロワバグ。入口へ続く階段は知る人ぞ知る秘密の空間へと誘います。こちらで頂ける珈琲は、店名を冠にした「トロワブレンド」と「ハイブレンド」の2種類。
それぞれの特徴を挙げると、「トロワブレンド」は、ブラジルとコロンビアの豆を中煎りにした少し酸を感じる看板ブレンドで、飲む時間帯を選ばない万人が好きな美味しさです。フルーツやチーズにも良く合うそう。
「ハイブレンド」は、コロンビアとグァテマラ、そこに少しのジャワロブスタ、深煎りなので苦味があり、最後にぴりっと燻されたような味わいが舌に残ります。ブラックでも、ミルクを入れて飲んでも美味しいその濃厚さはカスタードやシュークリームなどバターを使用した菓子やチョコレートに良く合うので午後のお茶時間に最適です。
コクテル堂の3年寝かせたオールドビーンズを使用し、ネルドリップで一杯ずつ丁寧に淹れられています。目をつぶるとまるで純喫茶にいるような、そんな贅沢な香りと味わいをご自宅でも楽しんでみませんか?
豆のご注文はホームページの通販からどうぞ。
※掲載情報は 2019/04/09 時点のものとなります。
- 4
キュレーター情報
東京喫茶店研究所二代目所長
難波里奈
東京喫茶店研究所二代目所長。東京生まれ・東京育ち。現在、日本橋に勤務の会社員でありながら、仕事帰りや休日にひたすら訪ねた純喫茶は2000軒以上に。学生時代に、「昭和」の影響を色濃く残す家具・雑貨・洋服などに夢中になり、当時の文化遺産でもある純喫茶の空間を日替わりの自分の部屋として楽しむようになる。その後も、東京を中心に全国の純喫茶を巡り、ブログ「純喫茶コレクション」に店内の様子や訪問時の記録を綴っている。2012年には、初の著書『純喫茶コレクション』(PARCO出版)、2015年には『純喫茶へ、1000軒』(アスペクト)、2016年には『純喫茶、あの味』(イースト・プレス)、2018年には『純喫茶とあまいもの』(誠文堂新光社)、『クリームソーダ 純喫茶めぐり』(グラフィック社)、『純喫茶の空間』(エクスナレッジ)を上梓。純喫茶の扉を開ける瞬間が至福の時。純喫茶の魅力を広めるためマイペースに活動中。