記事詳細
定番のバゲットとともに-ビールやワインのおつまみにも
お酒のおつまみにフォーカスした「缶つま」や「いなばのタイカレー」などヒット商品が生まれるなど、缶詰ブームが続いています。最近もサバ缶が店頭から消えるなどニュースになっていましたね。今回わたしが注目した缶詰は「あさりアヒージョ」。アヒージョ……これまた人気のスペイン料理です。アヒージョとは本来スペイン語で「小さなにんにく」の意味。料理としては、にんにくとオリーブオイルで煮込んだものをそう呼んでいますね。アヒージョの缶詰、そして春先が旬のあさりということでわたくし、一切の迷いもなく購入してしまいました。こちらの商品は京都に本社を置くシーウィングスが手掛けています。同商品のアヒージョシリーズには、あさりのほかに、牡蠣(かき)、そしてムール貝があります。いずれも試してみたい商品ですね。
さて、あさり。缶を温めてから開缶を……結構な量が入っています。まずはバゲットに載せて一口……うん、間違いなくあさり、そしてアヒージョです(当たり前か)。クセがなく油っこさもそれほど感じません。アヒージョとバゲットの相性の良さは今さら言うまでもないですね。わたしの本命はパンではなくビールや白ワインです(笑)。今度は直接あさりアヒージョを口に入れ、ビールを流し込みます……ん?少し印象が変わります。酒のつまみとしては味付けが少しおとなしい感じでしょうか。ここから先はお好みで塩加減や辛みの追加、追いにんにく!?などアレンジを加えて、自分に合うおつまみに仕上げてもいいのかも知れませんね。人気のアヒージョを長く保存できる逸品を、手土産にいかがでしょう。
※掲載情報は 2019/04/02 時点のものとなります。
- 0
キュレーター情報
コピーライター、グルメガイド
菅野夕霧
コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。