記事詳細
紹介している商品
- LENÔTRE(ルノートル)
- フイユ・ドトンヌ
- トゥール・エッフェル・ヴォリュテ
- エスプリ・タルトレット・フレーズ
- エクレール・グルマン・フレーズ
- フィーンガーケーク シトロン
- フィンガーケーク キャラメル
- フィンガーケーク ショコラ
- キューブ・フレイズ
本場パリの味を再現!日本限定や日本先行発売の商品など手土産におすすめ
現代フランス菓子の概念を創った伝説のメゾン『LENOTRE(ルノートル)』の第1号店が銀座三越地下2階にオープン。
先日、開店記念試食会にお招きいただきました。
フランス菓子をアートの領域まで高め、フランス菓子界の父とまで称されるガストン・ルノートル氏が1957年にパリで創設したメゾン『ルノートル』。
卓越した才能を持つシェフたちが素材を徹底的に選び抜き、独自の技術やノウハウでレシピを組み立てるパリ最高峰のメゾンの一つ。
日本には1979年に初上陸し、2009年に撤退。
2017年より3年間、世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ東京」をはじめ、バレンタイン催事で人気を博し、再上陸を待ち望んでいたファンも多いはず。
今回オープンする1号店では、本場パリの味を再現した生菓子や焼き菓子、チョコレートなどを展開。
本場パリでも人気のスペシャリテ「フイユ・ドトンヌ」。
創業者ガストン・ルノートルのレシピが今なお継承されているスペシャリテ。
サクサクのメレンゲとチョコレートムースをパリパリのチョコレートでコーティング。華やかな見た目ながら軽やかな味わいで、ひらひらのチョコレートのデコレーションが特徴。
日本限定の「トゥール・エッフェル・ヴォリュテ」。
パリの象徴、エッフェル塔をイメージし、キャラメルとチョコレートを組み合わせた日本限定商品。
旬のイチゴを使った季節限定(3月~4月)の「エスプリ・タルトレット・フレーズ」(左)、「エクレール・グルマン・フレーズ」(右)。
「エスプリ・タルトレット・フレーズ」は、サクサクのビスキュイの上に軽やかなクリームとイチゴが乗っていて、美味。「エクレール・グルマン・フレーズ」は、見た目にも美しいイチゴのみずみずしさが楽しめます。
今回16種類試食させていただきましたが、どれも美味しく、特に私が好きだったのがこちらのフィンガーケーク3種。
「フィーンガーケーク シトロン」(4~5名様分)。
爽やかなレモンとサクサクのトッピング。こちらは3月~5月の期間限定です。
「フィンガーケーク キャラメル」(4~5名様分)。
キャラメルが香ばしいケークにサクサクのトッピング。
「フィンガーケーク ショコラ」(4~5名様分)。
しっかりチョコレートを感じるケークにサクサクのトッピング。一見甘そうに見えますが、甘さ控えめで美味しく、手土産に最適。
お一人様用のサイズもあるので、味を試して、好みのものを選ぶのもいいですね。
そして、もう1つのお気に入りが定番商品の「キューブ・フレイズ」。
いちごピューレを閉じ込めたガナッシュで、イチゴの酸味が心地よい美味しさです。
試食会には、ガストン・ルノートル氏の遺志をつなぐクリエーション・ディレクターのギー・クレンザー氏が来日。
ガストロノミーの概念を持つ、ルノートルでしか表現できないパティスリーやショコラを作り上げているそうです。M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)を取得した職人が、2冠のギー・クレンザー氏をはじめ現在7名在籍し、ガストロノミーの概念のもと、ショコラから惣菜に至る様々な洗練された味覚を生み出し続けています。
フランス国内では三つ星レストラン(※)「プレ・キャトラン」を含む4店舗のレストラン・アトリエを運営し、パリで強いファンを持つブランド。 ※参考:ミシュランガイドフランス 2007
こちらは、お土産にいただいたショコラ。
アーモンドやヘーゼルナッツ、ピスタチオを砂糖のシロップで煮詰め、キャラメライズし、粒を残しながら一定のペースト状になるまで砕いた伝統的な製法で作られた「プラリネ・ア・ランシエンヌ」。
チョコレートとクリームを混ぜ、そのままで、または風味づけして使用した「フォンダン・ガナッシュ」。こちらは、創始者ガストン・ルノートル氏の時代からの製法を継承し、守り続けているもの。
どちらのタイプも美味しく、とっても好みでした。
日本に再上陸したばかりの『ルノートル』。特に日本限定や日本先行発売の商品などお見逃しなく!スイーツ好きの方へのギフトにもおすすめです。
※掲載情報は 2019/03/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家
石松利佳子
「身体の中から美しく」をコンセプトに、マクロビオティック×薬膳×スーパーフードを融合させた植物性100%の料理教室「Salon de R」を主宰。
病気をきっかけに食事を見直し、“身体は自分が食べた物でできている”と実感。外食は楽しみつつも自宅での食事をマクロビオティックに変えて身体が元気になったことから、「食と健康」について興味を持つ。その後は、中国の医学理論に基づいた薬膳を学び、季節や体質、心と身体のつながりなど、その人の状態によって食べるべきものが変わることを知り、料理教室だけでなく薬膳の理論が学べる資格取得講座をスタート。
その他、ワインスクールや短大での講師、豆腐マイスター認定講座、WEB・雑誌にてコラム執筆やレシピ紹介、企業へのレシピ提供や商品開発なども手掛ける。