記事詳細
紹介している商品
和食とも好相性!お花見にお勧めの豪州ワイン「バード・イン・ハンド ピノ ロゼ」
こんにちは。料理研究家/食のトータルデザイナーの小野孝予です。
すっかり春めいてきましたね!いよいよお花見シーズンです。
先月参加したワイン試飲会で、お花見シーズンにピッタリのロゼワインを見つけたので、今回はそれをご紹介します。
手のひらの形のエチケットが印象的な、「Bird in Hand Pinot Rose 2018(バード・イン・ハンド ピノ ロゼ 2018)」です。
生産地 オーストラリア 南オーストラリア州 アデレード・ヒルズ
ブドウ品種 ピノ・ノワール100%
アルコール度数 12%
「バード・イン・ハンド」 は野生のコアラにも会える避暑地、アデレード・ヒルズにある家族経営のワイナリーです。この地で育ったオーナー、アンドリュー・ニュージェントと彼の父であるマイケル・ニュージェントによって1997年に創業されました。アデレード・ヒルズは当初新興ワイン産地でしたが、標高が高くて冷涼な気候、降雨量、海風、山脈から降りてくる風、日照量など、ブドウの生育に良い影響を与えている理想的な環境で、今ではメジャーなワイン産地になったようです。
ワイナリーの名前は、近郊にある金鉱山「バード・イン・ハンド」から名付けられました。ワイナリーの特徴は、ワイン造りの理念でもあるテロワール本来のキャラクターを表現するために、環境に配慮したサステイナブル農法(持続可能型農法もしくは環境保全型農法)の取り組みを重視し、なるべく自然に任せた醸造を行っている点です。創業からわずか20年で、数多くの受賞歴を持つワインを造るワイナリーへと成長しています。
土地がプレミアム品質の冷涼地産ピノ・ノワール・ロゼに大変適しているのだとか。このワインのブドウは4つの冷涼な地域から晩夏の夜に収穫し、除梗された果実の色と香りを抽出する為のスキンコンタクトを2~4時間、その後タンクに入れて熟成します。
完成したワインはストロベリーやラズベリーと言った赤いベリー系の果物、そして桜の花びらやジャコウを連想する香りです。また口当たりがスムーズで、味わいは爽やかなドライテイストなのですがコクもあります。ひと頃水っぽいロゼワインがありましたが、近年のロゼワインは本当に優秀になったと感じます。そのまま飲んでも美味しいですし、和のお料理にもよく合います。お値段がお手頃価格なのも嬉しいです。やはり春はロゼです!
是非バード・イン・ハード ピノ ロゼ 2018で、今年のお花見をお楽しみ下さいませ。
※掲載情報は 2019/03/22 時点のものとなります。
- 2
キュレーター情報
料理家/チーズプロフェショナル
小野孝予
大手航空会社キャビンアテンダントとして12年程勤務し、その後は食の世界に転身。現在は家庭料理、チーズ&ワインの教室を主宰すると共に、NPO法人チーズプロフェッショナル協会幹事を務める。外部セミナー講師、コラム執筆、レシピ考案、商品開発&プロモーション、メディア出演。昨今はSDGsの食品ロス削減、エシカル消費、アップサイクルにも繋がるちょっと新しいチーズの楽しみ方「チーズアシェット(R)」を推進中。
著書「チーズ☆マジック おいしい、みんな大好き!ごちそう家ごはん」 (清流出版)
料理教室クオリア主宰 チーズ料理研究家 シュヴァリエ(フランスチーズ鑑評騎士の会) ソムリエ きき酒師