噛めば噛むほど旨みが溢れ出す!本場ドイツのサラミ「クッチャー・メットヴルスト」

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メットヴルストとは?

ドイツは言わずと知れた、ソーセージ大国。国内にはおよそ1500種類ものソーセージ類があるといわれています。
製造方法によって主に3つのカテゴリーに分けられますが、そのうちの一つRohwurst(ローヴルスト)は直訳すると「生(ロー)のソーセージ(ヴルスト)」という意味になります。「生」とつくのは、生に近い状態、つまり低温で加工(燻製、乾燥、熟成)するためです。サラミや生ハムがこのカテゴリになります。今回ご紹介するメットヴルストもこの中に入ります。

 

メット(Mett)とはドイツ語でひき肉のことを指します。ドイツでは生の豚ひき肉に塩、コショウ、玉ねぎなどを加えたものをパンに塗って食べる習慣があります。日本では考えられないことですが、臭みもなくおいしいものです。

 

このメットを長期保存できるようにしたものがメットヴルストで、豚や牛のひき肉や脂を腸に詰め低温で燻製、熟成したものです。粗挽き、細引き、サラミのように固めのもの、ペーストのように柔らかいものなど種類も様々です。ドイツ人がよく食べるソーセージの1種でもあります。

噛めば噛むほど旨みが溢れ出す!本場ドイツのサラミ「クッチャー・メットヴルスト」

ハライコ社製クッチャー・メットヴルスト

日本に輸入されている数少ないメットヴルストの一つが今回ご紹介する商品です。クッチャーとは「(馬車の)御者」を意味します。御者がこうした日持ちのするソーセージをいつも脇に置き、長旅の間も馬車を走らせたまま食べることができたのでしょう。
 このメットヴルストは硬すぎずジューシーな味わいです。そのままスライスしておつまみにも、パンに乗せてもおいしい一品。

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また、地元シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州の品質検査のマークの他、グルテン・ラクトース・着色料・合成調味料は使用していないという印もあり、安心して食べられます。

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長くてボリュームがあるので、ホームパーティーなどの手土産にいかがでしょうか。

※掲載情報は 2019/02/07 時点のものとなります。

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キュレーター情報

森本智子

ドイツ食品普及協会 代表

森本智子

ドイツ在住11年、日本帰国後はドイツ農産物振興会日本事務所にマーケティングマネージャーとして勤務。2010年同団体の解体を機に独立、株式会社エルフェンを立ち上げドイツ食品・飲料の輸入・販売サポート、展示会の出展サポート・コーディネート、ドイツの展示会、会社訪問のガイド・コーディネート、ドイツ食文化セミナーの開催、ドイツの食の情報発信に関わる活動を行っています。
株式会社エルフェン:http://elfen.jp/

一般向けのイベントではドイツ大使館主催「ドイツフェスティバル」の立ち上げ、運営メンバー。
日本ではただひとり、ドイツ ドゥーメンス・アカデミー認定ディプロム・ビアソムリエの資格を持つ。
なかなか日本では知られていないドイツのおいしい物をご紹介していきたいと思っています。

著作:フォトエッセイとイラストで楽しむ ちいさなカタコト*ドイツ語ノート 国際語学社

ドイツパン大全 誠文堂新光社 
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=5380

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