函館で名を馳せる「小いけ」のビーフカレーが、ご家庭で味わえる!

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東京出身の創業者が、函館にてカレー店を創業

函館で名を馳せる「小いけ」のビーフカレーが、ご家庭で味わえる!

「どれほどカレー好きなの?」と思うくらい、コンビニでもスーパーでも随所にさまざまなレトルトカレーが陳列されています。そして全国にご当地カレーが存在していたり。さらに個別の洋食店などでも店舗独自のタイプを販売していたりするので、まさに百花繚乱という言葉がぴったり。味も甘口から辛口、肉の種類も牛肉、豚肉、鶏肉など、さらにインド的だったり洋食的だったり食堂的だったりと、分類していくと多種多様で、追求するとキリがないほど。今回ご紹介するのは“王道”という言葉がしっくりくる「小いけのカレー」です。函館にある『印度カレー 小いけ 本店』は、創業昭和23年(1948年)。創業者の小池義次郎氏は東京の芝・高輪生まれ。神楽坂『田原屋』や、『東京会館』、横浜の『ニューグランド』などを経て、浅草『三友軒』のカレーに衝撃を受けて修業し、函館でカレーを提供している店舗が無かったこともあり、函館で本場の印度カレーを広めていったそう。

“空こがし”製法を用いたルウは、しっかりとした辛さが

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とはいえルウを味わうとか『小いけ』独自の味わいが広がります。バターと小麦粉をこがさないよう、丹念に長時間炒めた“空こがし”という製法を用い、そこに各種カレースパイス、マンゴーなどのフルーツ甘味料、数日煮込んだトンコツスープと合わせる手法で完成するルウは、しっかりとした辛さが全面に出つつ、後からしっとコクが下支え。レトルトは、最初はポークからスタートして現在5種類ですが、僕的には、ビーフが一番好き。ちなみに「小いけ」は初代が従業員に譲渡した元祖と、孫である3代目の小池亘氏が切り盛りする、伝統を守りながら新しい時代との調和融合を実践している本店がありますが、こちらは本店の商品です。

※掲載情報は 2019/01/31 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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