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ショコラも全てのお菓子が銀座の店内での出来たて。26時まで開いているのも嬉しい『パティスリーカメリア』さん
今年もバレンタインデーが近づいてきました。教室の生徒さん方もそわそわウキウキ。よくオススメのショコラ屋さんを尋ねられます。最近の私のイチオシはご近所銀座7丁目に昨年11月にオープンしたばかりの『パティスリーカメリア』さん。
偶然お散歩中に通りがかり、黒を基調にしたキラキラ輝くお店の外観に、「ジュエリー屋さんがオープンしたのかな~」と思って注視すると、なんとスイーツ店ではないですか!しかもかなりパリのニュアンスを感じる本格的なフランス菓子店。
それもそのはず、オーナーパティシエの遠藤泰介氏は国内外製菓コンクールで数々の受賞歴の有る実力者。『ピエールエルメ イクスピアリ店』のシェフや、製菓専門学校の講師、『ペニンシュラ東京』でショコラを担当するなどの輝かしいキャリアの持ち主。
経験の広さから、得意分野も幅広く、店内には艶々のヴィエノワズリーから美しいホールケーキ、タルトシトロンやサバランなどクラシックな基本がしっかりしているからこそ美味しいケーキ各種に、しっかりした焼き具合の風味の良い焼き菓子などなどが並びます。
中でもエルメでの経験を活かして創作されているマカロンと、ペニンシュラ東京時代に培われた技術が活きるショコラの美味しさは特筆すべきものがあります。「ボンボンショコラ」はスタイリッシュなシンプルなデザインで、それぞれお味が違います。シンプルなノワールや定番のプラリネノワゼット、ヴァニーユ等から、キャラメルサレ、抹茶、柚子、フランボワーズ、胡麻プラリネ等、オリジナリティ溢れるフレーバーも完成度が高くて絶品です。
ショコラも超絶に美味しく、焼き菓子などもすべて素晴らしく美味なのですが、その理由のひとつに出来たてで鮮度がとても良いことがあると思うのです。すべてのお菓子は店内にある厨房で出来たて!賞味期限も通常のスイーツ屋さんよりはるかに短い設定で、作り立ての新鮮な美味しい内に、という思いがこもっているそうです。
私は常々、焼き菓子やショコラも油脂分が高いので、生鮮品、新しければ新しいほど美味しい!と思っているので、選び抜かれた材料で、高い技術で作られた出来たてのパティスリーカメリアさんのショコラやお菓子たちは美味しいに決まっているのです。
バレンタインギフト用には「ボンボンショコラ」や「ショコラマロン」がおすすめですが、私のマストバイアイテムが焼き菓子の「フロランタン」と「ヴィエノワズリーのショソン」と「モカマカロン」なことも書き添えておきます。とにかく何を買っても間違いの無い、しかも平日は夜中26時まで開いているという、スイーツラバーには神店なのです。
■店舗情報
パティスリーカメリア
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-5-12 ニューギンザビル8号館1階
※掲載情報は 2019/01/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
田中伶子クッキングスクール校長
中村奈津子
日本女子大学食物学科卒業後、全日本司厨士協会に就職。ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミー、香港鴻星料理学院で学ぶ。2006年ニューヨーク駐在時より料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。2009年帰国後、実家田中伶子クッキングスクールに勤務。2012年「LOVELY TABLE GINZA」開校。現在もニューヨークを行き来する活動をしている。
PHP研究所発行月刊誌「JAPAN CLOSE-UP」に料理記事連載。光文社「VERY」「女性自身」などに寄稿。BSフジ阿川佐和子氏の「阿川ごはん」レギュラー出演。日本テレビ「ZIP!」定期出演中。
主婦と生活社発行「一生作り続けたいおかず~50年の名門料理教室のベストレシピ150」が2014年本屋レシピ本大賞4位入賞。2014年9月講談社発行「本当に作りたい料理、ぜんぶ。」好評発売中。