いま話題のブルーボトルコーヒーの「ソウル」を手土産に

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サードウェーブの立役者Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)の国内第1号店が、ついに2月6日(金)江東区清澄白河にオープンしました。オープン初日は、3~4時間待ちの大行列だったことからも、いかに多くの方がブルーボトルの日本上陸を心待ちにしていたかが窺えます。そして、何を隠そう私もその一人。初日は仕事のために断念しましたが、二日目は必ず行くと心に決め、朝9時前から並ぶこと2時間半、待ちに待った至福の一杯を漸く味わうことが出来ました! 今回は、私が実際に体感したブルーボトルコーヒーの「ソウル」をたっぷりとご紹介したいと思います。

ブルーボトルコーヒーには3つの言葉がある

ブルーボトルコーヒーの3つの言葉。Deliciousness(美味しさ)、 Sustainability(持続可能性)、and Hospitality(おもてなし)。それを体感できる国内で最初の場所が、ここ清澄白河の1号店。

いま話題のブルーボトルコーヒーの「ソウル」を手土産に
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ブルーボトルコーヒーが、清澄白河を1号店に選んだ理由は、アメリカの本社があるカリフォルニア州オークランドの環境に似ていて、静かで道が広く建物が高くなく、ゆったりとした空気感があり、最もブルーボトルコーヒーらしい街だからだそう。他のコーヒーショップが、こぞって青山や表参道に出店する昨今、あくまでも「らしさ」にこだわるあたりが、さすがブルーボトルコーヒーです。ブルーのロゴが目を引く建物は、とてもシンプルな造りですが、かなり大きな建物であることがお分かりいただけるかと思います。隣の駐車場スペースにはパラソルヒーターが6つ置かれており、長時間並んでも寒くないように配慮されていました。

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店内に入ると、やはり印象的なのがその広々とした空間。ロースタリーを併設したカフェは、奥に大きな焙煎機(カリフォルニア・サンタロサLORING社製)が置かれており、そこはまさに焙煎所といった感じ。店内には香ばしく芳醇なコーヒーの香りが充満しており、コーヒー好きには堪らない空間です。厳選したオーガニック・フェアトレードの豆をここで自家焙煎し、焙煎後48時間以内のものだけを提供する。そんな徹底したこだわりがブルーボトルコーヒーにはあります。

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店内に流れる空気は、とても穏やかで、どこかホッとする感じ。デニムシャツにエプロンスタイルという爽やかないでたちのスタッフ、バリスタが、ホスピタリティー溢れる応対をしてくださるのもとても心地が良い。そして、一つひとつ注文してから丁寧に淹れられるコーヒーの香りと言ったら堪りません。サードウェーブと称されるマイクロブリューコーヒーは、1カップずつ丁寧に淹れるのが特徴で、一杯一杯にとても時間が掛かります。しかし、その芳醇な香りと味わいは待つ価値あり。アメリカでは、このコーヒーじゃないとだめだという人が急増しているほどの人気で、全米を席巻する勢いだといいますが、私もこの場で実際に体感してみてわかる気がしました。

さて、実際のコーヒーですが、ドリップ3種とエスプレッソ系7種、アイスコーヒー2種から選択できるようになっています。また、ドリップは、ブレンドとシングルオリジン(ブレンドされていない単一品種で農園や生産者も同一な高品質なコーヒー)が日替わりで各1種類ずつ。この日は、ブレンドが「スリー・アフリカンズ」、シングルオリジンが「パプアニューギニア・ワギバリー・ハニー」でした。私は、迷わずブレンドとシングルオリジンに加え、エスプレッソ系からカフェラテとカプチーノをまとめて大人買い。流石にその場ですべて飲みきるのは難しいので、ドリップ2種はお持ち帰り用のカップにしてもらいましたが、それぞれの味わいを飲み比べてブルーボトルコーヒーを堪能しました。

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先ずは、持ち帰り用のカップでいただいたこちらの2種。「スリー・アフリカンズ」は、ウガンダ産と2種類のエチオピア産の豆のブレンド。コクがありながらもあと味はすっきりという印象。シングルオリジンの「パプアニューギニア・ワギバリー・ハニー」は、甘みに富んだ「ワギバリー」というコーヒー豆を使用していて、雑味のないフルーティな新鮮さとすっきり感が特徴的でした。

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続いて、カフェラテ(右)とカプチーノ(左)。それぞれに可愛いアートが施されています。ミルクがとてもまろやかでエスプレッソの苦味と相まってとても美味しい。飲み比べてみると、カプチーノの温度が若干低めなことに気づくのですが、これはミルクの風味を引き立てるために、わざと低めの温度で淹れてあるらしいのです。細部にまでこだわるこの情熱こそがブルーボトルコーヒーの魅力なのだと実感する瞬間でした。

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コーヒーと一緒にいただけるペストリー類は、グラノーラ・サンドイッチ・オレンジケーキ、クッキー類にワッフルなどが用意されています。この日、私は、ワッフルをいただきましたが、オーダーしてからその場で焼いてくれる焼きたてアツアツのワッフルはとても美味しく感動的です。コーヒーショップのペストリーは、作りおきの陳列が当たり前のようになっていますが、焼きたてをいただけるのは嬉しい限りです。

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そして、購入したコーヒーやペストリーをいただける店内のカフェスペース(8席)は、こんな感じ。その奥にテイスティングルームがあり、オープン後しばらくの期間はこちらでも飲食が可能とのこと。席数の割にゆったりとスペースが取ってあるなあという印象でした。天井が高いので、多少混みあったとしても圧迫感がないのがいいですね。

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ギフトとしても喜ばれそうなコーヒ豆やグッズも見逃せない

コーヒーバーの続きのカウンターには、たくさんの種類のコーヒー豆に加え、ドリッパーやキャニスター、マグカップ、トートバッグなどが並べられており、店頭での購入が可能。私は、この日、生まれて初めていただいたパプアニューギニア産の豆「パプアニューギニア・ワギバリー・ハニー」を購入して帰りました。自宅で購入した豆をハンドミルし、ハンドドリップでゆっくりと淹れて飲んでみると、雑味のないすっきり感に加えて独特のナッティ感も楽しめ、「二度おいしい」体験となりました。

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実は、この日、ショップにいらっしゃっていた創業者ジェームス・フリーマン氏にもお会いすることができたのですが、その穏やかで優しそうな風貌から窺い知れる人物像のどこに、コーヒーに対する深い情熱「ソウル」が隠されているのだろうと不思議なくらいでした。ブルーボトルコーヒーの魅力、それは、何といってもフリーマン氏がコーヒーにかける「情熱」の背景にあるストーリーなのではないかと思います。よく、ブルーボトルには「ソウル」があるなどと書かれていますが、人々はまさにその「ソウル」を楽しむために、ワクワクしながら行列に並び、一杯のコーヒーに魅せられて至福のひと時を味わうのだと思います。良質なコーヒーを提供するだけではなく、その美味しさが一番引き立つにはどうやってつくるか、またどのように提供するか、いかに見せるか。あらゆるアプローチから、そのディテールにまでこだわる飽くなき探求心。ブルーボトルをただ美味しいコーヒーが飲めるだけではなく、特別な感情を喚起する店にしている理由がそこにあることを実感しました。是非、皆さんもブルーボトルコーヒーの「ソウル」を味わいに清澄白河へ足を運んでみてください。その際には、是非クオリティが高く手土産でも喜ばれそうなテイクアウト商品も見てみてくださいね。

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※掲載情報は 2015/02/14 時点のものとなります。

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キュレーター情報

依田早苗

コーポレートコミュニケーションズ

依田早苗

社長秘書を経て、2019年より同企業にて広報を担当。約10年に渡る海外生活で養った国際感覚と社交性、持ち前の好奇心とバイタリティーが強みです。
趣味は、ワイン、ゴルフ、アルトサックス、旅行etc.。ホームパーティを開いたり、イベントを企画したり、とにかく楽しいこと、人が大好きです。
プライベートでも幅広い層の方とのお付き合いがあるため、モノを贈ったり贈られたりすることもしばしば。
そんな私の手土産・おもたせ選びのこだわりは、気を遣いすぎず、それでいてキラリとセンスが光るもの。秘書時代と現在では、贈る相手やシチュエーションも異なりますが、いつも贈る相手が笑顔になってくれるようなモノ選びを心掛けています。特に皆んなを笑顔にする魔法を持つ美味しいものには、常にアンテナを張っていたいですね。

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