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2019年は亥年。干支は新年の無事を祈る縁起物のシンボルであり、幸運を招く贈り物としても定番です。古くからイノシシは、五穀豊穣に結びつく田の神として崇められてきました。また、その肉は栄養価が高いことから万病に効くとされ、無病息災の象徴とも言われています。今回は2019年の干支にちなんで、イノシシにまつわるグルメをお届けします。素晴らしい一年となる願いを込め、イノシシグルメを楽しんでみてはいかがでしょう。
1:環境問題や社会問題の解決につながる“オルタナフード”としてのイノシシ肉
害獣による農作物被害や食糧危機といった環境・社会問題の解決へとつながる、イノシシや鹿、カンガルー、ワニ、ダチョウなどの食材や、それらを食材として積極的に選ぼうという考え方を、昨今“オルタナフード”と呼んでいます。先に述べた通り、イノシシはアンチエイジングに効果がある多価不飽和脂肪酸やビタミンB群が豊富と栄養豊富でかつ低カロリーのヘルシー食材。猪肉が日常的に食卓にのぼる未来も近いかもしれません。
2:しゃぶしゃぶや焼肉でそのままおいしい! クセも臭みもない岡山県新見市の猪肉
岡山県新見市で、猪肉を専門に扱う『有限会社ミナミ』。自然の資源に恵まれ、冬には降雪もある気温の低い新見市は、秋にはどんぐりなどが豊富に実り、冬の寒さを乗り切るために多くの脂をその身に蓄えるなど、イノシシの育成に最適な地域。そこで育まれた猪肉は、純白の脂と臭みのない上質な身が特徴。脂ののったロース肉は癖がないので焼肉やしゃぶしゃぶで、脂身が少なく味が濃い赤身もまた幅広いジャンルで活躍します。
3:猪肉ビギナーにおすすめ! ほろほろ&コク深い「島根県産猪肉のビール煮」
興味はあるけど、食べるのに少し勇気がいる…という方におすすめしたいのが、「スーホルム・島根県産猪肉のビール煮」という缶詰。ビール煮はベルギーやフランスの一部で食べられている料理で、ビールでことこと煮込むことで肉の臭みが抜け、柔らかくなり、そのほのかな苦みがコクに変身するという郷土料理。肝心の猪肉はほろほろと崩れていく柔らかさ。赤身と脂身のバランスもよく、臭みがないので牛スネ煮感覚で楽しめます。
4:もともとは猪肉を使用! 新年の訪れの慶びを感じる初春の茶菓子「花びら餅」
求肥生地からほんのり透ける桃色が春の訪れを思わせる「花びら餅」は、松の内にいただく伝統的な初春の茶菓子。日本の平安時代の宮中で行われた長寿を祈願する行事“歯固めの儀式”をルーツに持つ和菓子で、もともとは餅の上に赤い菱餅を敷き、猪肉に野菜、押した鮎の塩漬けをのせて食べられていました。現代では牛蒡の蜜煮や白みそ餡に置き換えられていますが、年始には必ず食べておきたい格式高い日本が誇る和菓子です。
5:毎年大人気な『Sghr』の干支シリーズ! キュートな佇まいなうり坊の「ペア箸置き」
千葉・九十九里の工場でガラス職人がひとつひとつ大切に焼き上げるハンドメイドウェア会社『Sghr(スガハラ)』では、毎年干支をテーマにしたガラス製品が登場します。今年は毎年売り切れ必至なガラスの置物のほか、イノシシ形のプレートなど5種が登場。縁起物としてギフトにするなら、ちょっとしたスペースへの飾り物にもなるかわいい「ペアの箸置き」はいかがでしょう。愛嬌のあるウリボウの雰囲気にほっこりしますよ。
※掲載情報は 2019/01/01 時点のものとなります。
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