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岡本屋の地獄蒸したまごはプリンだけにとどまらない
今回ご紹介する商品は、大分県別府市にある明礬温泉岡本屋の『地獄蒸したまご』です。別府の岡本屋といえば、地獄蒸しプリンをイメージする方が多くいあるようですが、そのプリンの旨味も地獄釜で蒸された『地獄蒸したまご』がベースにあります。
そのため、今回は「地獄蒸したまご」とその味を生かした『地獄蒸したまごサンド』をご紹介いたします。
岡本屋のある明礬温泉は、別府市内にある8つの温泉地のひとつで、別府八湯の中でも一番高い位置にある温泉地です。江戸時代には湯の花がたくさんとれたこともあり、明治以降は湯治場としても栄えたといわれています。
そんな明礬温泉で人気のある商品が岡本屋の『地獄蒸しプリン』なのですが、地獄蒸しといえば、やはり「たまご」だと思います。
その「たまご」をいただくことが、何より明礬温泉の地獄の旨味を感じることが出来る一番の方法ではないでしょうか。
実際にその『地獄蒸したまご』をいただくと、しっかりと味が染みていることがわかります。白身だけを食べてみても黄身の旨味を感じます。蒸しているたまごの白身と黄身が旨味を共有していることがわかります。
そんな『地獄蒸したまご』で作るサンドイッチは、昼過ぎには売り切れることがある程の人気商品で、パンとたまごにキュウリだけのシンプルなものですが、柔らかいパンの優しい口当たりで、たっぷりたまごで満足感を味わえます。厚めに切ったキュウリのシャキシャキ感もたまごの旨味を活かしているのではないでしょうか。
美味しい料理や食材はたくさんありますが、この地球の真ん中から湧き上がる熱によって旨味を増した「たまご」を是非ご賞味ください。自然の恵みそのものを味わえているのかもしれません。
※掲載情報は 2018/11/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
唎酒師、ソムリエ、ラジオパーソナリティ
岩室茂樹
1974年東京生まれ。北九州市立大学大学院卒、MBA(経営学修士)。
ホテル旅館の経営にも携わり、全国47都道府県を練り歩く。
唎酒師とソムリエの資格を持ち、ラジオパーソナリティとして地域の魅力は発信。
あらゆる縁に感謝をし、生かされていることへの感謝をどのようにして伝えていくかを考える。