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数世紀にわたるイギリスのビールの歴史が生んだ、新しい味わい
先日、六本木ヒルズで行われた「グレート・ブリティッシュ・ウィークエンド」という
イギリスのプロダクトがたくさん並ぶフェスティバルに出展しました。
うちのショップは、ジョンレノンも愛用したイギリスの老舗工房で作る眼鏡、「サヴィルロウ」で出展しました。
イギリスのヴィンテージカー、イギリスの折り畳み自転車のブロンプトンなどイギリス製品を扱うブース、フードコーナーではフィッシュアンドチップスとギネスビールを販売している店が立ち並んでいました。うちの向かい側には二階建てのロンドンバスもあり、場内はイギリス関連で埋め尽くされていました。
僕が一生懸命に眼鏡の説明をしていると、並びの近くのブースではイギリスのお酒を販売しているのが目に入って来ます。
ヒースロー空港に夜遅く到着する便で出張に行った時のことを思い出しました。お腹を空かしてホテルに着いても、営業中なのはバー（パブ）だけで、お腹を満たすものはビールしかありませんでした。名前の知らないビールが沢山あったので、空腹を満たす為に満腹になるまで数種のビールを飲んだ覚えがあります。その時のビールが、とても美味しかった記憶があるのですが、時差ぼけと疲れで詳細は何も覚えていません。
なのでロンドンの地ビールを販売していた、並びのブースが気になってしょうがなかったのです。
そこでは、日本では珍しいミーンタイム社のビールを輸入販売してました。
ミーンタイム社は、ロンドンの南のグリニッジにあり、2000年に出来たわりと新しい醸造所です。
醸造技術を伸ばし、新しい味わいを提案するという創業者の思いがビールのテイストにも表れています。世界的なビールの品評会のトップ50のうち４つが入賞し、世界でも評価されています。
そのうち、ロンドン・ラガーとペール・エールを買ってみました。
ロンドン・ラガーは、のど越しも良くスッキリとした味わいでゴクゴク飲めます。
それに対してペール・エールは対照的に独特の香りがあり、コクがありクセになりそうです。歴史のあるイギリスのビールの新境地とも言えます。
2つを飲み比べていると、イギリスの友人と歩き回ったロンドンの街並みが思い浮かんできます。
伝統の味わいも良いですが、新しいイギリスの味わいも、ぜひお試しください！
※掲載情報は 2018/10/04 時点のものとなります。
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キュレーター情報
荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主
荒岡俊行
1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。
ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc（ブリンク）」、2008年には表参道に「blinc vase（ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの１つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。
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ブリンク
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ブリンク・ベース
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