記事詳細
品種にもよりますが、国産ベルーベリーの旬は3月から9月中旬で、その多くは春から夏の間に収穫されます。国内では長野や群馬、茨城のほか全国各地で作られ、9月いっぱいまでブルーベリー狩りが楽しめる農園もあります。青い宝石とも称されるブルーベリーは、疲れを和らげる効果のあるアントシアニンや、バナナの3倍ある食物繊維など、栄養たっぷり。今回はそんなブルーベリーのおいしさを余すことなく堪能できる一品を揃えました！
その概念を覆す大粒の果実！ 今までにない存在感の長野県産「森のサファイア」
日本のブルーベリー栽培発祥地ともいわれている長野県北部でブルーベリーを栽培する農園『森の畑』。最適な環境下で大切に育てられた果実は、森の中の青い宝石「森のサファイア」と名付けられました。完熟したブルーベリーは平均直径15mmのサイズになり、なかには直径25mmを超えるものも。食べ応えある果肉からは、上品な甘みと風味が広がります。「森のサファイア」のおいしさそのままのコンポートも合わせてチェックしてみて。
品種の違いも楽しみたい！ 長野県『川中島平ファクトリー』のブルーベリー
パティシエの金井さんが、お店でも使用しているという、長野県にあるNPO法人『信州・川中島平ファクトリー』のブルーベリー。大粒で香り・甘味・酸味・味わいともに質の良さがひかる「チャンドラー」のほか、さまざまな品種のブルーベリーを手がけています。ブルーベリー狩りもできますが、「ブルーベリージュレ」、「ブルーベリーコンポート」、「カシスとブルーベリーのコンフィチュール」などでもその味わいを楽しめますよ。
生ブルーベリーの味わいをそのまま活かした島根『Food marico』の無添加ジャム
島根県雲南市にある『Food marico』。山間にあるご自宅の畑から採れる生ブルーベリーを使った無添加ジャムを手作りしています。ポリフェノールをたっぷり含んだ濃い色合いはそのままに、甘味や後味の余韻の長さなど生ブルーベリー本来の味わいを感じられるよう、加えるのは甜菜糖と国産はちみつを少し。程よい粒感を残したジャムは、パンやヨーグルトはもちろん、炭酸水で割ってドリンクにしても風味の良さを感じます。
毎日の健康習慣にも！ スティックタイプで食べやすい岩手「遠野ブルーベリーの森」
岩手県遠野市で、2010年より土壌作りからスタートした『遠野ブルーベリーの森』。農薬を使わずオーガニックにこだわり、その過程から考えられたのがジュレとして凝縮させた「遠野ブルーベリーの森」だったのだそう。乳酸菌と75種類の植物酵素の発酵エキスをベースに、種までまるごと使った国産ブルーベリーとインデナ社のビルベリーエキスを組み合わせたブルーベリーは、食べやすいスティックタイプのゼリー。忙しい朝にも重宝します。
北欧でしか生息しないビルベリーを使ったスウェーデンのオーガニックジャム
夏に北欧を訪れると市場には新鮮な苺やブルーベリーが山のように積まれています。北欧のベリーたちは色も味も濃厚。北欧でしか生息しないビルベリー（ブルーベリーの一種）も使用するスウェーデン『トルフォークゴード』社のジャムは、甘すぎず、余計な雑味が一切しない素朴で濃密な味わいです。とろりとしていてベリーの粒々感が残っているのも特徴。オーガニック認定機関KRAVマーク付で、品質も保証付きです。
これからに注目！ フルーツ王国・山形県の南陽市で育つ「ブルーベリー」
山形県でパティシエとして活躍する後藤さんが紹介してくれたのが、県南東部の南陽市で栽培される『農園わたさわ』のブルーベリー。酸味と甘さのバランスが良く、一粒一粒の食感はもちろん彩りの美しさもよいブルーベリーは、お菓子に使いやすいサイズ感のため、県内外のパティシエからも注目をされているのだそう。まだ一般の流通はしていないとのことですが、県内のお店でブルーベリーを使ったグルメを楽しんでみてはいかがでしょう。
※掲載情報は 2018/09/28 時点のものとなります。
- 4
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。
