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アイルランド人の「チョコレート好き」な秘密
アイルランド人は大人も子どもも、チョコレートが大好きです。酪農が盛んなことから良質な牛乳が採れ、それを使った美味しさが人気の理由かも知れません。大人はコニャックやブランデーと一緒にチョコレートを味わう人が多く、チョコレートの中にお酒が入っているタイプのチョコレートも人気です。また自分で楽しむだけでなく、お呼ばれした時の手土産や、ちょっとしたプレゼントとしてチョコレートを贈ることも多く、国民的に、とても身近なお菓子となっています。そんな人気のチョコレートですが実はアイルランドのチョコレートは、ヨーロッパ以外ではほとんど外国に出回っていないので、もしアイルランドを訪れる機会があれば、ぜひ様々なチョコレートを味わってみてください。
聖バレンタインの心臓はアイルランドにある？
チョコレートといえば、2月14日のバレンタインデー。日本では女性から男性にチョコレートを贈る風習ですが、アイルランドでは男性が女性に花やカードを贈ったり、食事に誘ったりするのがバレンタインの風習です。バレンタインデーはもともと、恋人たちの守護聖人である聖バレンタインを祝う日ですが、その心臓はアイルランドの首都ダブリンのカルメル会教会に安置されています。それはハート形の入れ物に収められていて（中は見えません）、観光名所になっています。
アイルランドを代表するチョコレートブランド
ほとんど外国に出回っていないアイルランドのチョコレートですが、日本でも味わえるのがアイルランドを代表する老舗チョコレートブランド「Butlers（バトラーズ）」のチョコレートです。1932年にマリオン・バトラーが創業してハンドメイドのチョコレート店として始まり、今ではアイルランドを代表するラグジュアリーチョコレートの人気ブランドとなっています。マリオン・バトラーはもともとインド生まれでしたが、若い時にアイルランドへ移り住み、1959年までダブリンでハンドメイドチョコレートを作り続けました。今ではダブリンのメインストリートに路面店があり、カフェではチョコレートの他にバトラーズチョコレートを使ったスイーツやホットチョコレートなどが楽しめます。
アイルランドを代表するバトラーズの板チョコレート。アイリッシュウイスキーを使ったダークチョコレートベースの味わいで男性に喜ばれるバレンタインにおすすめのチョコレートです。
※掲載情報は 2015/02/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アイルランド大使館
アイルランドは、北大西洋のアイルランド島にある立憲共和制国家です。北東に英国北アイルランドと接し、首都はアイルランド島中東部の都市ダブリン。アイルランド人にとって無くてはならないものは「じゃがいも」ですが、牧畜業が盛んなため、乳製品や肉、その加工食品が多く食されています。また、海に囲まれ、豊富な魚介類が取れる事から、特に西部では、シーフードを中心とした料理に定評があります。パブで味わう黒ビールとオイスターは、まさにベスト・マリッジです！近年の経済発展と共に海外の食文化も取り入れられ、伝統料理と組み合わせた多くの創作料理で外食産業を賑わせています。また、紅茶の消費量は世界一、ビールのスタウトが多く作られてます。ナショナルカラーが緑というほど、緑に愛されているアイルランドの食文化を通じて、少しでも皆様がアイルランドを身近に感じていただければと思っております。
