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こだわりの砂糖から生まれたお菓子「かりんとう」
お菓子になくてはならない「砂糖」。生菓子や焼き菓子など素材の美味しさや甘さを引き立てるのに使用したり、隠し味に使ったりと、必要不可欠な素材です。
今回紹介するのは、その砂糖を東京都江東区で製造してきた株式会社 宮崎商店さんです。その歴史は古く、1918年(大正7年)に創業され、今年で100年を迎えます。
製造されている砂糖の種類も幅広く、「料亭の隠し味 玉砂糖」、「自然生活 ふるさ糖」、「鬼黒」、「大地の恵み 黒砂糖」、「沖縄特産 黒糖」、「大地の恵み黒砂糖 恋丸」など、料理屋さんやお菓子屋さん、パン屋さんなどから、家庭用まで幅広く用途に合わせて選ぶことができます。
実家のパン店『NAKAYA』でも「自然生活 ふるさ糖」なども使用しており、お店でも販売しています。また、今回紹介をしたいのが、株式会社 宮崎商店さんの砂糖をつかっている「かりんとう」です。
味は「自然生活 ふるさ糖」を使った「ふるさ糖かりんとう」と「料亭の隠し味 玉砂糖」を使った「玉糖かりんとう」の2種類。それぞれ、砂糖を提供して特別に作っているものだそうで、味に深みがあり、砂糖のコクや旨味をしっかり味わえて、とても好きな味です。
年に一回行われる催事などにも出店され、対面販売を行い一般の方にも知っていただけるように活動されているのも共感がもてます。また、購入できるのは催事に行くか、会社に電話で問合せることしかないのだそうですが、お客様に美味しい状態で食べてほしいということで、賞味期限も約2ヶ月と短く設定し、商品の管理を行っていくためだそうです。
家庭だとお砂糖などにこだわって料理などをする機会も少ないかもしれませんが、ぜひプロおすすめの砂糖を味わってみてほしいですね。
※掲載情報は 2018/09/05 時点のものとなります。
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キュレーター情報
Eclat des Jours オーナーパティシエ
中山洋平
1979年東京都出身。
ホテル日航東京などを経て渡仏し、パトリック・シュバロ(オート・サヴォワ)、アルノー・デルモンテ(パリ)で修行を行う。
帰国後、銀座菓楽(銀座)、ルエールサンク(京橋)のシェフパティシエを務め、2014年9月にオーナーシェフとして、パティスリー Eclat des Jours(エクラデジュール)をオープン。
製菓製パン業界の国内最大イベントジャパンケーキショーでは、大型工芸部門、連合会会長賞を受賞(優勝)他、各コンクールでも受賞歴多数。
オーナパティシエとしてお店に立つ傍ら、雑誌やTV、講習会などでも活動しています。