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贅沢に素材をつかって作り上げられた、とっておきの「かき氷」
パティスリーには、この季節でしか味わえない涼菓がいくつかあります。その中の一つに、提供するお店も増えてきた「かき氷」があります。私のお店『アン ヴデット』でも今年から提供をはじめましたが、今回はとても魅力的な「かき氷」を紹介します。
私が『グランド ハイアット 東京』で働いていた際、多くの尊敬する先輩や同僚がいました。今でも連絡を取り合ったり、2017年にイタリアのミラノで開催されたパティシエの世界大会「THE WORLD TROPHY OF PASTRY ICE CREAM CHOCOLATE FIPGC」にも一緒に出場した先輩がいます。ホテルに在籍時代は、多くのお客様に喜んでもらえるようにお菓子を作ってきましたが、厳しい環境の中でも自分の技術や経験を伸ばすことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
今回ご紹介するのは、そんなハイアットが手掛ける、ラグジュアリー ライフスタイルホテル「アンダーズ 東京」の「ペストリー ショップ」で味わえる、「フレッシュフルーツ KAKIGORI」です。
この時期になると色々なお店で食べることができますが、一目見て「アンダーズ 東京」だからこそできる夏の涼菓だと思いました。味は、「スイカかき氷」、「マンゴーかき氷」の2種類。
「スイカかき氷」は、凍らせたスイカのピューレをそのまま削っており、中にはライチジュレが入っています。たっぷりの練乳をかけて提供されるので、混ぜて食べて、スイカの果肉と一緒に食べても美味しいと思います。器もスイカを使用しているので、果肉を削って食べても最後まで楽しめるようになっています。
「マンゴーかき氷」は、削った氷にマンゴーソースと練乳をかけてご提供されます。氷の中にはマンゴーと相性の良いパッションフルーツのゼリーとバニラアイスが入っているので、甘さと酸っぱさの両方が楽しめるようになっています。
両方とも販売期間は8月31 日（金）までですので、ぜひ期間中に味わってみてはいかがでしょうか。
また、他にもギフトや手土産にピッタリな、季節のフルーツを贅沢に使用したオリジナルフルーツゼリー「サマーギフト」などもありますので、こちらもおススメです。
※掲載情報は 2018/08/17 時点のものとなります。
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キュレーター情報
EN VEDETTE オーナーパティシエ
森大祐
1978年、岐阜県出身。東京製菓学校を卒業後、「ロイスダール」、「グランド ハイアット 東京」などの都内パティスリーに勤務。2007年に渡仏しパリの「ローラン・デュシェンヌ（M・O・F）」、「モワザン」にて研鑽を積む。「モワザン」ではシェフ・パティシエとして勤務し、フランスで学ぶ日本人パティシエの支援、日仏のパティスリーの架け橋になればとの想いから、「Le Pont Artisans（エッフェル会）」を設立し、会長として活動に取り組む（現在は日本支局長）。現在は、「En Vedette（アンヴデット）」のオーナーとして活動中。TV、雑誌、書籍などでの活動や、「Le Pont Artisans（エッフェル会）」、「セルクル・デ・シェフ」などでシェフの地位向上を図る活動も行っている。
書籍：「プロのための製菓技法 チョコレート」、「モダン・フランス菓子の発想と組み立て シェフ8人それぞれの解釈と技法」、「タルトの発想と組み立て: 6人のパティシエのアイデアと技法」（全て誠文堂新光社）11月9日発売
