記事詳細
紹介している商品
香港旅行に行ったら、是非本場の飲茶を楽しみたいですよね。もし、旅行で初めて香港に行くという人は、飲茶の作法を知っていると便利です。そこで今回は、飲茶のお店であたふたしないための飲茶のレストランでのマナーをご紹介したいと思います。
まず、“飲茶を食べる”と言う人がいますが、“飲茶をする”の間違いです。飲茶とは読んで字のごとく、お茶を飲むという慣わしをいいます。そこで活躍するのが、お茶受けとして親しまれるシュウマイや餃子などの「点心」と呼ばれるものです。明確には「点心」の定義は広く、レストランでメインで食べられるものはシュウマイや餃子、小籠包となります。
ローカルの人ばかり集まるレストランには日本語表記はおろか、英語表記もないところがあります。漢字のメニューのみですので、あらかじめ、食べたいメニューを漢字で調べておくと失敗しません。
ボウルで食器を洗う「洗杯（サイブイ）］
レストランに入ると最初にボウルとお茶が運ばれてきます。これは、飲むためのお茶ではありません。洗杯（サイブイ）といって、食器や箸を洗うために使用します。現在では、香港のレストランは非常に衛生的ですが、その昔衛生状態があまりよくなかった時代の名残です。特にローカルのレストランではよく見かける光景です。洗い終わったらティッシュで水滴を拭いて準備完了です。
飲茶の主役！お茶選び
「飲茶」ですから、もともとはお茶を飲む事がメインです。レストランでは、3～5種類程度のさまざまなお茶が用意されています。代表的なお茶は、独特の発酵香があり味が濃厚な普洱茶(ポーレイ茶) 、芳醇で爽やかあっさりとした甘い香りが特徴的な寿眉茶(サウメイ茶)、日本でもおなじみの 香片茶(ジャスミン茶)などです。お茶によってそれぞれ効果が違いますので、その時の体調や気分に合わせてお茶を選んでみてください。
これだけは食べておきたい！点心選び
点心をオーダーするとき、ワゴンにのっているものから好きなものを選ぶタイプのお店と、紙でオーダーするお店の2種類があります。最近では紙でオーダーするお店の方が多くなってきました。香港のレストランで日本人に人気なのが「海老蒸し餃子」と「腸粉（チョンファン）」、そして「大根餅」です。
「腸粉（チョンファン）」は、米粉でつくったクレープで叉焼や蝦を巻いたものです。形が豚の腸に似ていることからこの名前が付きました。ツルっとしたクレープの食感と海老や叉焼の食感が非常によく合います。オイスターソースや醤油だれが食材の旨みをより引き出します。
温かいうちに食べるのが基本！
飲茶は本来、朝や昼に家族や友人とゆっくり時間をかけて食べるものですが、最近では飲茶専門店もできて、朝から晩まで飲茶を提供するレストランもあります。また、ゆっくり飲茶を楽しめない人たちのために地下鉄の駅構内などにテイクアウト専門店もありますが、基本的には温かいうちに食べないとおいしくないので買ったらすぐ食べる事をおすすめします。
香港の飲茶文化を知るには本場のレストランでゆっくり飲茶を楽しむのが一番。是非、本場の点心とお茶を楽しんでみてください！
オシャレに点心を楽しみたい人はこちらのレストランがおすすめ！
Yam Cha：
http://yumchahk.com/
Dim Sum Library：
https://dimsumlibrary.com.hk/
ワゴン式はこちらのレストランがおすすめ！
名都酒樓
http://www.heichinrou.com/en/location_united_ctr.html
Maxim’s Palace
http://www.maxims.com.hk/en/main.asp （Central City Hall）
蓮香居 2-3/F, 46-50 Des Voeux Road West, Sheung Wan
ippin編集部おすすめ！
本場香港のお茶を国内でも楽しみたい人は下記のお店で本場のお茶をセレクトしてみてください。
※掲載情報は 2018/08/06 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
政府観光局
香港政府観光局
香港は、日本から約4時間半、時差もたったの1時間で、週末や連休を利用して気軽に遊びにいくことのできる旅行先です。コンパクトな都市ですが、14,000店以上のレストランがあり、街全体がグルメ地区とも言えます。
東洋と西洋が交わる独特の文化を持つこの都市では、街歩きや名所などへの観光、グルメ、ショッピングなど旅行の「楽しい！」がすべて詰まっています。また、風水的にも気の流れが良いとされる場所が多いのも特徴。
香港へ行って、運気も気分もアガる！そんな「アガる！香港」をご紹介いたします。
