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食欲が落ちる夏の心強い味方といえば、そうめんをはじめとする冷たい麺ですよね!さっぱりした味わいとつるっとしたのど越しで、何も食べる気がしなかったはずなのに、いつしか止まらなくなってしまうというあの感覚も、もはや夏の風物詩といえます。そこで今回は定番のそうめんから、ちょっと珍しい変わり麺まで、全国各地の貴重な食材や伝統製法により作られた、個性あふれる「麺もの」をご紹介します!
明日元気になる麺「明日葉めん」!暑い夏はアレンジ自在の麺が大活躍
“今日摘んでも、明日すぐに生えてくる”といわれる、あふれんばかりの生命力からその名がつけられたという「明日葉」。東京・伊豆大島を中心に自生する日本固有の植物で、“造血ビタミン”といわれる希少なビタミンB12をはじめ、ビタミンやミネラル、食物繊維などを豊富に含むスーパー食材です。その明日葉を練り込んだ『大島明日葉研究所』の「明日葉めん」は、鮮やかなグリーンと香り、腰のある歯ごたえが食欲をそそる一品。和の食材はもちろん、オリーブ油やトマト、バジルペーストなどのイタリアン食事とも相性がよく、さまざまなバリエ―ションで楽しめます。
夏の食卓を涼やかに彩る、あごだしつゆで頂く麩そうめん
海の幸が豊富な能登地方ではめんつゆの出汁に「あごだし」を使う伝統があります。「あご」とは飛魚のことで、高級品として珍重されてきました。『ホクチン』の「あごだし純」は、そのあごだしを粉末にしてパックにしたもの。北陸産の飛魚を100%使用し、添加物は不使用、魚介特有のクセがなく、あっさり上品な味わいです。同じ北陸の加賀には、慶應元年からお麩を作り続ける老舗『加賀麩 不室屋』があり、お麩文化が浸透している金沢らしさが表れた「麩そうめん」が人気。お麩が練り込まれた麺は弾力が強く、表面はつるつるすべすべの食感です。のびにくく、粉っぽさもない、こちらも素直で上品な味わい。今年は、北陸が誇る「あごだし純」&「麩そうめん」の最強コンビで、おいしい夏を楽しんでは?
業界No.1の呼び声高い達人が手がける究極の「島原手延べそうめん」
ひと口に「そうめん」といっても全国にはさまざまなご当地そうめんが存在し、それぞれがファンを獲得しています。長崎県の島原にも「島原そうめん」「島原手延べそうめん」と呼ばれるご当地そうめんがあり、なかでも予約が殺到しているのが『陣川製麺』の手延べそうめん。一級製麺技能士などの資格を持ち、手延べそうめんとして全国で初めて厚生労働省の「現代の名工」を受賞、黄綬褒章も受章された陣川利男さんの傑作ともいえる一品です。島原の名水「有馬湧水」、天然塩「塩の宝石」、「長崎産小麦粉」「天然椿油」など、長崎県産の厳選食材を結集し、保存料や着色料は不使用。極細ながら腰があり、つるりとした喉ごし、小麦粉の優しい風味、そして陣川さんの真剣ぶりを感じることができます。
丸い形がユニークな富山の四つ折り高級そうめん「大門素麺」
ぐるりと丸く巻き込んだユニークなかたちが特徴の「大門素麺」。富山県砺波市の大門地区に伝わるそうめんの一つで、「丸まげ素麺」とも呼ばれています。長く仕上げた麺を四つに畳んで丸めているので、茹でる時には二つに折ってから茹でるのがポイント。おいしさの秘密は生地に加える塩加減で、その加減ひとつで麺のコシや強さが決まるのだそうです。長年の経験と熟練の技からなる絶妙な塩加減により、もちもちの食感としっかりとしたコシを実現し、喉ごしも爽やか。小ねぎやわさびなどでシンプルにいただくと、そのおいしさをより濃く実感できます。
うどん好きもそば好きも唸らせる!表がうどん、裏がそばの「若狭うそば」
うどんがいいか、そばがいいか…。日本人にとっては永遠に答えが出ない究極の選択ですよね。そんな甲乙つけがたいうどんとそばを合体させた新感覚の麺があるのをご存じでしょうか。それが、福井県・美浜にある製麺メーカー『ワカサ商事』の「若狭うそば」。「若狭にしかない、何か珍しいものを作ってみたい」という想いから考案された商品で、うどんとそば、各々の麺帯を作って両者を重ね、ひとつの麺帯として仕上げられています。表がうどん、裏がそばというオリジナリティあふれる一品!両方のよさを一度に味わえる、まさに驚愕の一品です。
ブランド名:株式会社ワカサ商事
商品名:若狭 うそば(元祖)(お取り寄せ可)
江戸時代からの伝統の味と製法を守り続ける肥後の名品「南関そうめん」
熊本・南関に250年とも300年ともいわれる長い歴史を持つ「南関素麺」。一説によると、江戸時代の参勤交代の折には、肥後藩主の細川氏が献上品として将軍家に納めていたのだとか。現在は9軒の製麺所が昔と変わらぬ手延べ製法で製造しており、完全手作りのため人気があるのに生産量が少なく、希少で高級なそうめんとして知られています。茹でた後ものびを感じないほどの腰の強さとしこしこの歯ざわりが特徴。長く長く愛されてきたそうめんの味は、まずは1度体験する価値ありです!
※掲載情報は 2018/08/12 時点のものとなります。
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