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一年間かけて開発されたお茶菓子にぴったりな「おこし」
東京のみやげと言えば、「雷おこし」と昔はよく言われたものです。しかし、最近では「雷おこし」と聞いてもピンとこない人も多いかもしれません。下町育ちの僕が本当に美味しいと思うおこしは、大心堂の特選おこし「古代」。大心堂は、明治30年に「おこし専門店」として創業しました。
実家から歩いてすぐに大心堂の店舗があるので、昔よく母が買って来てくれました。この特選おこし「古代」は、もはや雷おこしの域を越えています。種類は、白と黒の二種類。白は「白砂糖と水飴によるあっさりした味」で、黒は「黒砂糖を強調したコクのある味」です。中には落花生が散りばめて入っており、噛むとサクッとした軽めな歯ごたえがします。甘さも控えめで、甘過ぎずちょうど良いです。お茶さえあれば、いくつでも食べてしまいそうです。
もともと特選おこし「古代」が出来たのは、昭和39年。当時の店主が、雷おこしに満足出来ず、おこしの原点と究極の味を追求したいという思いから、1年間かけて開発したとのことです。雷おこしを好きでない方でも、この「古代」おこしでしたら、きっと美味しいと言うはずです。
地方に出かける時は、特選おこし「古代」を「東京のみやげ」として持っていかれてはいかがでしょうか?
※掲載情報は 2015/01/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主
荒岡俊行
1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。
ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。
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ブリンク・ベース
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