これってお米!?十二単のみやびの色に包まれたバリエーション豊かな味の詰め合わせ

これってお米!?十二単のみやびの色に包まれたバリエーション豊かな味の詰め合わせ

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毎日ご飯を食べますか? ご飯とはお米のことです。
近年、「米離れ」といわれて久しく、日本伝統の食形式である「飯、汁、おかず」の風景はもはや、ありふれたものではなくなりました。「米離れ」の理由には、時短、利便性、ダイエット、嗜好の変化などがあるのでしょうか。
農林水産省のデータによると、1962年度(昭和37年度)をピークに一年間の一人当たりの消費量は一貫して減少しています。1962年度に118.3kgだったものが、2016年度には半分以下の54.4kgになっています。2011年度には、米よりパンの消費支出額が上回りました。その一方で、コンビニのおにぎりは大人気です。やはり、本当は、日本人はお米好き!というのがホンネでしょうか。
今回は、バリエーション豊かにこだわりの米を提供する京都の米料亭『八代目儀兵衛』のお米を紹介します。この名前を究極の銀シャリが味わえるお店としてご存知の方もいらっしゃるでしょう。
『八代目儀兵衛』では、少しずついろいろなお米を味わることができる詰め合わせ商品を豊富に扱っています。パッケージも美しいので、女性には特に嬉しいですね。また、ギフトやおもたせにしても気が利いているので、きっと喜ばれます。

これってお米!?十二単のみやびの色に包まれたバリエーション豊かな味の詰め合わせ

                 一つずつ色布で包まれ、真結びされた姿がカワイイ

 

私は、多くの商品の中で「十二単シリーズ」をお勧めしたいと思います。料理と用途に合わせて、全国のお米を独自の配合でブレンドしたもの二合ずつを、京都らしいみやびな色布で包んでパッケージングしています。
ご存知の通り、十二単は平安時代の女性用の装束です。色彩の取り合わせで、季節や心情をも伝える美と知の世界です。箱を開けると、まずその彩りが目に飛び込みます。そして、結びが並んだ様子はとてもかわいらしく、嬉しく気持ちになります。
さて、どの色の布をほどいて炊きましょうか……。そんな時には、同封のパンフレットが参考になります。どの色布のパッケージがどんな料理に向いているか説明があるからです。せっかくのお米ですから、料理との調和があると、お互いの旨さを引き立て合い、幸せな食事時間が期待できそうです。
例えば三分咲きの三種パックは、おもてなし向き、おむすび向き、和食向きの用途別になっています。同じ十二単シリーズには、五分咲き(5種)、七分咲き(7種)、満開(12種)とあり、包みごとに色が違うため、目にも華やかで、一袋ずつ味わうのがますます楽しみです。
今朝、和食向きの米を炊いてみました。白くつややかな炊きあがりです。口に入れると、モチモチとした食感、噛むうちに程よい甘味が感じられます。うま味はたっぷりですが、すっきりした後味なので箸が進みます。なるほどおいしい! でも主張し過ぎない。どんな和食の料理とも合う、毎日食べるのに適したお米です。

これってお米!?十二単のみやびの色に包まれたバリエーション豊かな味の詰め合わせ

                   炊き立てのつややかご飯

 

これってお米!?十二単のみやびの色に包まれたバリエーション豊かな味の詰め合わせ

お粥向きのお米も… 
野菜充実の朝食には、干し貝柱を入れるとコクと旨味がもっと増し、おかずも進みます。
一日にスタートにエネルギーチャージ!できます。

 

『八代目義兵衛』では、毎年最もバランスのとれた独自ブレンドでパッケージングしています。米とそのブレンドについての詳細は、ネットで検索可能です。
美味しいご飯を炊くと、おかずも一品、もう一品、と色々用意したくなります。つまり、栄養バランスも自然と良くなります。これは、暮らしの豊かさにも繋がることですよね。
毎日の食事でたっぷりお米を消費しない時代だからこそ、少量ずつ吟味したお米を、「食べ変える」「料理や用途で組み合わせ変える」、そんな贅沢な楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。

これってお米!?十二単のみやびの色に包まれたバリエーション豊かな味の詰め合わせ

※掲載情報は 2018/07/14 時点のものとなります。

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キュレーター情報

長尾典子

ライフスタイルデザイナー

長尾典子

日本伝統の知恵と美を取り入れた現代の食と暮らし方”Nippon Stylish Life”を提唱。

西宮市内のサロンと各地で、テーブルコーディネート・料理・英語・食文化をテーマに幅広く活動中。

季節開催「Japan Cool Seminar in Tokyo」では伝統美味食をテーマに、レストラン・料亭を会場に、その日だけのオリジナル料理を味わい学ぶ講座。

旅館・ホテルの食空間提案、英語による和食文化、テーブルコーディネートセミナー、オリジナル食器デザイン販売も手掛ける。

著書『12か月のLifestyle Book 食卓からしあわせは始まる』エピック
  『和食の力に魅せられて 伝統美味食の世界』エピック

食卓文化研究家、食空間コーディネート資格認定講師、卓育インストラクター、カラーコーディネーター、英語講師。

食空間コーディネート協会理事 
京都文教短期大学、大阪夕陽丘短期大学非常勤講師。
奈良女子大大学院生活環境修士。現在、現在、龍谷大学博士後期課程。
mail:nagao@a-de-v.com

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