暑い季節にさっぱりいただきたい『和久傳』のれんこん菓子「西湖」

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丹後生まれの老舗料亭が作った心温まるお菓子

京都の老舗料亭として有名な『和久傳』は、私の地元である丹後地方で、明治3年、丹後峰山町で和久屋傳衛門が始めた旅館がはじまりであり、名前の由来です。そんな、丹後に所縁のある『和久傳』さんの「れんこん菓子 西湖」をご紹介いたします。

 

料亭の味を「おもたせ」としてお持ち帰りしていただくお店として作られた『紫野和久傳』。今では、さまざまな有名デパートにも店舗を出店されており、その中で、やはり私のお気に入りは、「れんこん菓子 西湖」。

 

『和久傳』のおもたせは、料亭の格式を重んじながら、一方で「あったらいいな。喜ばれるものはないかな。」という日々の何気ない発想から生まれています。お弁当やお菓子、家庭で楽しめる季節のお料理など、それぞれにどこか温かみが感じられます。どんなにささやかであれ、料亭で味わうのと同じように、日本の食と文化への感動をお届けしたいという、心意気を感じるのです。

 

平成20年に、物販を扱う『紫野和久傳』の製造工房が京丹後に移され、地元の名産を生かした企業プロジェクトに着手。森や実りの里作り、子ども論語塾など地域の環境や活性化につながる活動にも積極的に取り組んでいらっしゃいます。

 

そんな『和久傳』さんの心温かいこだわりで、今もずっと手づくりでされている「れんこん菓子 西湖」。

 

試行錯誤の結果、笹の葉で包む巻き方を工夫され、現在の形になったとか。機械ではどうしても無理で、微妙な手加減が必要。だから今もずっと手作りされているとのことです。香りがよく、防腐作用もある笹の葉を使用しています。

 

れんこんのでんぷんである蓮粉と、和三盆糖からつくった料亭の生菓子、「西湖」。

 

和三盆の甘みと、れんこんのもちもちした口あたり。笹が香り立ち喉越しも良く、少し冷やしてお召し上がり頂くと、またさらに美味しさが増します。

 

暑くなるこの季節、おもたせに、心温まる有名料亭『和久傳』の「れんこん菓子 西湖」をご紹介させて頂きました。

暑い季節にさっぱりいただきたい『和久傳』のれんこん菓子「西湖」

※掲載情報は 2018/06/26 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高岡亜衣

書道家

高岡亜衣

6歳から書道を始める。幼少より日本の伝統芸能である琴、三味線に触れたことから、自身の中にsoundが呼吸のように育つ。エレガントで躍動感溢れる書が、雑誌、TV等で注目され国内外で個展を開き、高い評価を得る。近年はNY、Parisで個展やパフォーマンスを展開。また、世界文化遺産 上賀茂神社での新春書道パフォーマンスを2016年から12年間務めることとなるなど、注目を集めている。地元の良さを伝えるべく丹後ふるさと観光大使としても貢献。書道家としての活動を続ける傍ら、後進への育成にも注力。世界文化遺産 上賀茂神社「賀茂競馬」ロゴ揮毫。

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