記事詳細
紹介している商品
雪のようなフワフワ食感!2種類のチーズと抹茶のコラボ
フワフワ~ッ
何も口に入らなかった?
と思うほどやわらかく軽く、口に入れたらすぐなくなる食感。抹茶の苦味もチーズのもったり感も感じません。バランスがいいからですね。口に入れたときには見事に一体化してしまう抹茶のチーズケーキなんです。
あまりに軽いので、重くなりがちなチーズケーキが、サクサクフワフワとフォークを止めずにいただけちゃいそう!
下段はチーズスフレ、上段はマスカルポーネ、フロマージュ・ブランを使った抹茶チーズムースの2層で、断面もクッキリ。
表面はまるで抹茶の粉雪がふったようにフワフワの「抹茶クラム」。たっぷりとまとった抹茶クリームは、ほのかな苦みがあるものの、優しい味わいなんです。
抹茶の種類別スイーツの時代が来る可能性
抹茶は千代の白を使用しているそうです。
日本人は、抹茶を長年親しんできた割には、抹茶の茶葉の種類までは知らない人が多いと思います。カカオの豆別のチョコが人気になったように、これから抹茶も種類別スイーツの時代が来るかもしれませんね。
抹茶パフェを発明したのは、京はやしやさん
『京はやしや』さんは、宝暦3年(1753年)に初代の林屋新兵衛さんが加賀・金沢に茶店を開いたのが始まりで、明治11年に、三代目林屋新兵衛さんが京都の宇治に茶園を開かれたそうです。抹茶にこだわった洗練されたお菓子を中心に、百貨店にも出店しています。
驚くのは、発明したものが多いこと!
四代目がインスタントティーや缶詰茶を発売して、五代目がコーヒーを置かないお茶の喫茶店を開業され、日本で初めて、昭和44年に「抹茶ミルク」や「抹茶パフェ」などを考案されたのだとか!
高級品だった抹茶を手軽に楽しめるようにスイーツにしたなんて、当時としてはさぞ斬新だったでしょうね。
お陰で現在、私たちが沢山の抹茶スイーツを楽しめるのね! 感謝したいですね。
老舗だからこそのチャレンジ精神が今日を作っていらっしゃるのでしょうね。
※掲載情報は 2018/06/01 時点のものとなります。
- 13
キュレーター情報
(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー
小倉朋子
(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事
来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!
●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載
●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数