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楽しみ満載!縁起良し!占いできる和菓子はこれ!
石川県金沢市の歴史がぎっしり詰まった、可愛らしいだけでなく、楽しめる和菓子を見つけた。金沢は最中も有名。さらに、金箔の生産日本一を誇る。その2つがコラボし、紅白の可愛らしい手土産になった。このお花は石川県金沢市の市木の「梅」を。石川県らしさ満載の和菓子なのだ。
中には、金箔で彩りを添えた金平糖や、和三盆糖で作られた”めで鯛”干菓子などが入っている。軽くて金沢のお土産におすすめだ。しかし、中身はそれだけでない……。
実は、今でも金沢で親しまれている「辻占(つじうら)」が入っているのだ。私が買ったものには「あとの おたのしみを」と書いた紙が入っていた。あとの楽しみって、一体なんだろう。まさに、これこそ”お楽しみ”だ。
この和菓子を買ってから、2週間後。石川県へ出張をする機会があった。金沢駅から東京への新幹線を待っていると、三重県から来たという観光客の方々と出会った。「何がおすすめ?」と聞かれたため、軽くて楽しめる和菓子として、こちらの商品をおすすめした。すると「見て見て!」と人だかりができ、みんなこの箱を抱えてレジへと向かった。選んだ理由を尋ねると、「きれいだし、占いが入っているなんて素敵だもの」と笑顔で答えてくれた。
私もこちらを海外のお友達へのプレゼントにした。日本の伝統的な和菓子の歴史や辻占の説明をすると、とても興味深いとのこと。確かに、最中も干菓子も金箔も、日本独自の伝統的なもの。日本だけでなく、海外の方へのお土産にもおすすめ。
金沢駅の新幹線の向かい側にある「おみやげ処」のみの限定販売。金沢を観光した帰りに、
是非立ち寄ってみてほしい。
※掲載情報は 2018/05/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー
高橋香葉
「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。
主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等