箱根の関所でブームの甘酒を堪能!甘酒茶屋

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箱根の関所で、江戸時代初期からの製法を守る甘酒

箱根の関所でブームの甘酒を堪能!甘酒茶屋

発酵食のブームはとどまることを知らない。今年に入ってからも毎月何かの雑誌に甘酒が特集され、今ではコンビニに甘酒が置かれることは当たり前。ポテトチップスやプリンなど多くのスイーツにも取り入れられている。
雑誌「LDK(4月号)」の甘酒特集で、約40種類の甘酒を飲み比べし、私もコメントをさせていただいた。今回は、その中でご紹介できなかったが、江戸時代から代々受け継がれている歴史ある甘酒をご紹介したい。ゴールデンウィークなどの旅行で立ち寄るにも、おすすめ。

箱根の関所でブームの甘酒を堪能!甘酒茶屋

それは、観光スポットとして有名な神奈川県の箱根にある『甘酒茶屋』の甘酒だ。現在、13代目が江戸時代初期より変わらない製法を受け継ぎ、毎朝手作りしている。和歌山放送(2018年3月19日放送分)さんに出演させていただいた際にも、甘酒にゆかりのある場所として、この『甘酒茶屋』をご紹介した。

箱根の関所でブームの甘酒を堪能!甘酒茶屋

ここで甘酒を注文すると、このようなお盆で運ばれてくる。他のお店と大きく違うのは、この甘酒には少量の塩が入っていること。この飲み方を提供するお店は、現在は見かけることがない。

箱根の関所でブームの甘酒を堪能!甘酒茶屋

「甘酒」は冬の飲み物というイメージを持っている方も多いが、実は夏の季語である。江戸時代、箱根の関所を越える時に、この場所で甘酒のブドウ糖と塩のミネラルを補給していたのだろう。その飲み方が、今でも変わることなく受け継がれているのだ。現在に至るまで、ここの甘酒で疲れを癒した人が何人いたのか、想像もつかない。

箱根の関所でブームの甘酒を堪能!甘酒茶屋

温かい甘酒は、塩のためか強い甘さを感じずに飲める。ところがゆっくりと会話をしながら少し時間が経ったものを飲むと、不思議なことに甘さが引き立ち始める。旅先で、2通りの甘酒を味わうことができるのだ。甘酒以外にも、次の写真のようにいろいろなメニューがある。

箱根の関所でブームの甘酒を堪能!甘酒茶屋

13代目に、塩を入れる前の「甘酒の素」を味見させていただいた。うん、甘くてクセがなく、まろやかな甘さ。こちらは、牛乳と甘酒を2:1で割って飲むのにぴったり。牛乳を豆乳に変える飲み方もおすすめ。店頭販売もしているが、お店に電話して取り寄せることもできるとのこと。

 

ゴールデンウィークなどの観光で箱根を訪れる方がいたら、ちょっと立ち寄ってみてほしい。茅葺屋根の『甘酒茶屋』が、日頃の疲れを癒してくれるだろう。江戸初期から変わらない製法を受け継ぐ、箱根の関所の甘酒。囲炉裏を見ながら日本の歴史を感じつつ、最後に芦ノ湖をのぞむ箱根神社でお参りするコースが、私のおすすめ。

 

同じ敷地内に九頭竜神社もあるので、忘れないように。こちらの湧水は飲水可能なので、是非ペットボトルに入れて持ち帰り、箱根のパワーをもらってほしい。

※掲載情報は 2018/04/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋香葉

発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー

高橋香葉

「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。

主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等

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