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ポンと口に入れると・・止らない美味しいおやつ!
関西出身の生徒さんが「お土産です!」と配ってくれたのがこれです。
初めて見る袋菓子、「これ?何??鴬ボールって?」このときクラスに居たのは全員関東出身者で誰もこれがどんな味なのか?どんな食感なのか?とワクワクしながら封を開けました。手に取ると小粒のおせんべい??あられなのかな?と言いながら、ポンと口に入れると……不思議な食感。カリッとした歯ごたえと、ねっとり粘りのある食感。白い部分と茶色の部分とがあります。白い部分が米で出来ているあられ、茶色い部分が小麦で出来ているかりんとう。甘しょっぱい味が広がります。そうです、これぞ西日本では定番!
神戸で生まれた、かりんとうとあられの融合菓子「鶯ボール」です。これは添加物を一切加えていないお菓子なんです。原材料は「もち米、小麦粉、砂糖、なたね油、食塩、水あめ」なのです。
昭和5年からのロングセラーです。戦前の日本の社会情勢を受けてその当時は「肉弾ボール」「爆弾ボール」と呼ばれていたそうです。戦後になり鴬ボールの形状が梅のつぼみに似ていることから、「梅に鴬」で「鴬ボール」を名付けたそうです。
一口食べたら、止らない!その場にいて初めて口にした方々が次々と買いたい!と声にしていました。私もこれは海外へのお土産にとっても良いなと思っています。懐かしい味だけど、添加物も加えていいないと言う会社の理念もすごく素晴らしいと思っています。
※掲載情報は 2018/03/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家 salon de R主宰
山田玲子
1995年~浜田山の自宅にて料理教室「Salon de R」を主宰。 小学生の国際交流の活動を通じ、食する事は人の輪なり・・と感じ「美味しい料理はあなたを想う温かい心から」をコンセプトに。 マダムなおうちごはんを大笑いの中、無理なく楽しく大胆に調理!お料理とともにおもてなしのコーディネートから笑いの心意気まで伝授いたします。国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている中で「食は一番身近な外交」であると実感。企業の料理教室講師や、食品会社のレシピ開発やケータリング、各種イベントや 食とコミュニケーションなどのタイトルで講演会も多く開催。
2002年家庭画報「とっておきのおかず大賞」審査委員特別賞受賞
著書として
「おにぎりレシピ101」英訳付き ポット出版
「サラダBowlレシピ」大和書房