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紹介している商品
体と自然に優しいクッキー
「felico」は、動物性食材を一切使用していないヴィーガンクッキー。
ヴィーガンとは動物性の食品を取らないだけではなく、皮製品を使用しない等、動物や地球環境、社会問題に広く目を向けている人のことを指します。
こちらのクッキーは卵や牛乳、バター、はちみつやチーズなどを一切使用せず、オーガニックの小麦や豆乳、きび砂糖など厳選した素材を使用しています。
私はヴィーガンというわけではありませんが、バターたっぷりの美味しさとは違う素朴でなんだか懐かしい感じが大好き。噛みしめるほどに味わい深いのです。
おしゃれでそのままギフトにできるパッケージ
「felico」との出合いは、あるイベントに出店しているときにお隣のブースで販売していたことがきっかけ。その後も別イベントで再会して運命的なものを感じ、カラフルなパッケージとかわいらしいカタチ、こだわりのヘルシー食材を使用していることに惹かれて購入しました。
よく見るとパッケージの柄は、中に入っているクッキーと同じカタチ。
そして裏には小窓がくり抜かれていて、そちらもクッキーと同じカタチ。
クッキーは種類によって、それぞれ異なるおしゃれなカタチをしています。
「felico」はデザイン性が高いので、このままギフトにするのに最適なのです。
ココア、メープル、豆乳きなこ、抹茶、みそ、紫芋の6種類あり、お渡しする人のイメージにあわせて味はもちろん、色やカタチを選べるのもいいですよね。
私はウェディングのお仕事をすることがあり、和でも洋でも合うデザインと結婚式のテーマカラーと合わせやすいカラーバリエーションは、引菓子にもぴったりだと思っています。
地元の食材を活かして、実はダイバーシティを体現している商品
私が今回ご紹介したいのはイエローのパッケージの「みそ」。
最初頂いたときに、想像よりもまろやかなみその風味に驚きました。
まるでチーズクラッカーのような味わいと食感。
絶妙な塩気と最後に残る赤みその芳醇な香りがワインにとてもよく合います。
みそは、製造元の『明日香』がある、愛知県三河地方特産の赤みそを使用しているそう。
そして実はこのクッキーを作る『明日香』、障害福祉サービス事業所なのです。
障がい者の方々の就労支援としてクッキーを作られています。
でも、商品から障がいはなにも感じさせません。
私も日ごろから障がい者就労支援に携わって福祉施設の作る商品を多数見ていますが、「felico」は「障がい者が作っているから……」と言い訳をして作っているわけではなく、商品としてしっかりとしたこだわりを持って開発しています。さらに食や栄養のプロフェッショナルの力も加わり、一般社会で競争できる商品として製造されていると思います。
現に私も、障がい者支援を理由に購入するのではなく、商品として魅力がたっぷり詰まっているからこそ購入。知らずしらずのうちに障がいを包み込む。これこそ、インクルージョンな商品!
クッキー6種類をそれぞれ違う形にしたのは、それぞれの個性を認め合うという個性の「カタチ」、つまりダイバーシティを表しているそう。
おしゃれで美味しく、身体や自然に優しいだけではない、ダイバーシティへの想いも詰まっているクッキー。大切な方へのギフトにおすすめです!
※掲載情報は 2018/02/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
グラノーラ研究家
梶原はるき
法政大学人間環境学部卒業。
新卒でメガバンクの法人課で働く。趣味で取得したパン教室講師資格を活かして障がいを持つ子どもたちのパン教室を開催。専門学校に通いパン製造を学ぶ。
銀行退職後、専門学校の友人がオープンした横浜のカフェの立ち上げに関わり、接客や調理、パン製造を担当。
平成27年4月17日~
地元両国の祖父の診療所だった場所に
FUTABA BAKERYをオープン。
グラノーラによってバランスの良い食事に改善、体重減少した経験と代々町医者の娘ということもあり「食で健康を届けたい」とグラノーラ製造と研究をスタート。
プロの料理人も認める美味しさの高品質グラノーラを通じて、障がい者のパワーを活かした仕事創出すべく、祖父の診療所跡地のラボにて朝ごはんだけではない無限の可能性を秘めたグラノーラの商品開発・メニュー開発を行っている。