百合根、銀杏、キクラゲを生湯葉で包み揚げた東寺ゆばを、あっさり出汁でいただく幸せ

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古来より、僧堂での精進料理、懐石料理に使われてきた伝統的な湯葉

百合根、銀杏、キクラゲを生湯葉で包み揚げた東寺ゆばを、あっさり出汁でいただく幸せ

京都鞍馬口通にある佃煮屋『ふーきちりめん北見』は、無添加、無着色にこだわった自然派佃煮のお店。京都ならではの 食材、湯葉(ゆば)・ちりめんなどを使った佃煮はそれぞれ使いやすい小パックになっていて、お土産にも最適です。

 

そのなかでも特におすすめしたいのが「東寺ゆば」。古来より、僧堂での精進料理、懐石料理に使われてきた伝統的な湯葉で、百合根・銀杏・キクラゲを、ひきあげ湯葉で包んで植物油で揚げたもの。
鎌倉時代、禅宗と共に日本に入ってきたとされている由緒正しき精進料理。その料理の基本は、植物由来の食材のみを使って、いかに滋養のある僧堂料理を作るかというものだったそうです。なお、当時、栄養価が高いことで知られていたゆばも、厳しい修行を支える為の、貴重なたんぱく源として、さまざまな精進料理に使われていたようです。

 

また、山菜などをゆばで包んで、かんぴょうで結び、油でさっと素揚げし、お出汁で煮炊きして供する、江戸時代に「けんちん」と呼ばれた料理法に原型が残っているともいわれています。

 

それがいつの頃からか、弘法さん(今でいう空海 弘法大師)で親しまれる洛南の東寺の名前を冠して呼ばれるようになり、江戸時代の末に、東寺の門前近くの八条大宮周辺にも、ゆばを作る店が数軒あったともいわれております。

 

そのような歴史がある由緒正しき「東寺ゆば」ですが、『ふーきちりめん北見』では、百合根、銀杏、キクラゲを生湯葉で包んで、植物性油で揚げた東寺ゆばをあっさりした薄味のおだしで軟らかく炊き、2個入りにした小袋で販売されています。

 

「東寺ゆば」は、袋の中身からお出汁ごと器に移し、ラップをしてから電子レンジで温めるだけ、ご家庭で本格的な京都の味が楽しめます。
2個入650円(税込)というお求めやすい価格も嬉しいですね。

※掲載情報は 2018/01/16 時点のものとなります。

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裏地桂子

ギフトコンシェルジュ

裏地桂子

ギフトコンシェルジュ。クリエイティブコーディネーター。草月流師範。女性誌でライター、コーディネーターとして活躍後、現在は、講演会やトークショー、企業やショップの商品企画、セレクション、ブランディング、プロデユースなどを数多く手がけている。衣食住ライフスタイル全般に精通し、食通・きもの通・京都通でも知られ、テレビや雑誌からの依頼も多く、2012年11月『ソロモン流』(テレビ東京)にギフトコンシェルジュとして出演。著書に『わたし好みのHAPPYデザインギフト100選』(小学 館)、『もの、好き。衣食住をセンスよく楽しむ心得』など多数。9冊目となる近著は『最上級のプチプラギフト100』(光文社)。完全予約制個別指導の草月流いけ花教室(京都・東京)を主宰。

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