店名だけで美味しさ伝わる、東京『京橋 千疋屋』の100%ジュース

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3系統ある『千疋屋』は、それぞれ老舗の最高級果物店

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ごく稀に、店名を聞いただけで「おっ!」という気分になる店舗があります。『千疋屋』も、しかり。説明するのがおこがましいほど有名な店舗ですが、沿革についてはご存じない方も多いのでご紹介。もともとは千疋郷という現在の埼玉県越谷市レイクタウン周辺で槍術の指南をしていた大山弁蔵氏が1834年(天保5年)に葺屋町(現在の日本橋人形町)で果物店などを創業したのが始まりです。なので、『千疋屋』という店名なんですね。その後、1881年(明治14年)には『京橋 千疋屋』をのれん分け、1894年(明治27年)には『銀座 千疋屋』をのれん分けしました。そのため3系統あるわけですが、今回ご紹介するのは『京橋 千疋屋』です。最高級の果物を扱う老舗果物店なのでメロンを代表する果物も人気です。

まるで、とろとろトマトを食べているみたい

店名だけで美味しさ伝わる、東京『京橋 千疋屋』の100%ジュース

ただ、今回の紹介アイテムはご進物&日持ちを考えて飲料に。「せんびきや のみきりサイズ」といって、180mlの瓶が10本入ったセットです(6本入りもあります)。
北海道の大地の恵みを飲みきりサイズのジュースに仕上げた作品。もちろん100%果汁です。箱の中には3種類あって、ふじ&あかねを使用した「りんご」、キャンベル・ナイヤガラ・ケルナーを使用した「ぶどう」、そして、麗夏を使用した「トマト」が入っています。
特に美味しいのは、「トマト」。北海道は余市の麗夏という品種のトマト100%で、旨みが凝縮したような甘さと濃厚さです。ジュースを飲んでいるというより、とろとろのトマトを食べているような感覚。でも甘すぎず、ほんのりとした酸味も伝わってきます。実は僕は食塩無添加が好きなんですが、これは食塩入り。でもそれが、却って、適度なしょっぱさも演出。もう「さすが」としかいいようがないですね。というよりも、説明するより「『京橋 千疋屋』の100%ジュース」。この言葉だけで十分ですね!

※掲載情報は 2018/01/12 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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