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堺の名産小島屋のけし餅
ご近所に住んでいる、とても手土産上手な奥様から大阪土産で頂いたけし餅。
けし餅って?と思って葢を明けると、小さく丸いけしの実がびっしりとついている和菓子。
手にすると柔らかく、中の餡と薄餅とけし粒が口の中で合わさって、すごく美味しくてびっくり! けしの実はお節の「のし鶏」を作る時にくらいしか使う事はありませんでした。けしの実というより、けしの種ですね。スーパーで「けしの実を下さい」と言ってもピンと来ない店員さんがいます。ポピーシードと言った方が解りやすいようです。けしの実は室町時代にインドからもたらされ、大阪の堺で栽培されていたようです。日本では先ほどの「のし鶏」や、あんパンのトッピングとして良く知られていますね。
「けし餅」を製造する『小島屋』さんは創業300年を超える老舗です。
堺は現在の茶道の形を完成させたといわれる「千利休」が生まれ育った街でもあり、茶の席にも欠かせない和菓子が多いようです。他にも古くから知られる老舗の和菓子店が沢山あるそうです。
この和菓子は「もうひとつ頂きたいな」と思う可愛いサイズも魅力です。薄餅が求肥なので頂きやすく、甘さもけしのつぶつぶとした香ばしさでちょうど良いまろやかな味になってきます。
※掲載情報は 2018/01/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家 salon de R主宰
山田玲子
1995年~浜田山の自宅にて料理教室「Salon de R」を主宰。 小学生の国際交流の活動を通じ、食する事は人の輪なり・・と感じ「美味しい料理はあなたを想う温かい心から」をコンセプトに。 マダムなおうちごはんを大笑いの中、無理なく楽しく大胆に調理!お料理とともにおもてなしのコーディネートから笑いの心意気まで伝授いたします。国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている中で「食は一番身近な外交」であると実感。企業の料理教室講師や、食品会社のレシピ開発やケータリング、各種イベントや 食とコミュニケーションなどのタイトルで講演会も多く開催。
2002年家庭画報「とっておきのおかず大賞」審査委員特別賞受賞
著書として
「おにぎりレシピ101」英訳付き ポット出版
「サラダBowlレシピ」大和書房