日本初の国際貿易港!長崎・平戸発のチョコ『Natsuka Chocolate』

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長崎空港からも2時間かかる本州最西端の平戸から

羽田空港から飛行機で1時間ちょっと。長崎空港は、想像よりも近く感じるかもしれません。でも空港は大村市にあって、そこから長崎市内とか佐世保市内とかはけっこう遠いんですね。平戸市は、もっと遠いです。空港からクルマで約2時間。本州最西端というキャッチフレーズがありますが、メインは平戸島という島で、1977年に供用を開始した平戸大橋で陸続きになりました。最近では「ふるさと納税」で納税額日本一になったこともあり、ちょっとした注目も。そんな地に「心優-cotoyu sweets-」は、あります。場所は津吉町。平戸大橋に入ってからもさらに約30㎞南西に向かった地。ケーキやジェラートなど様々なスイーツが揃います。コンセプトは、心と身体を愛するためのスイーツ。 長崎平戸島の豊かな自然に育まれた素材を用いながら1つ1つ、すべて手仕事で、作成なさっています。

純国産オレンジ平戸産夏香とチョコレートの競演

日本初の国際貿易港!長崎・平戸発のチョコ『Natsuka Chocolate』

今回ご紹介させていただくのは「Natsuka Chocolate」。平戸は純国産オレンジの夏香の名産地で、その周りにチョコレートをあしらえたお菓子。夏香の甘酸っぱい風味と、チョコの優しい甘み、そしてほんのりとした渋みが楽しめる、上質なスイーツです。しかも、平戸産の塩も用いるこだわりも。実は、平戸は日本初の国際貿易港。長崎の出島は1634年に完成しましたが、それより古く、1550年には平戸にポルトガル船が来航。商館の設置を認められ、交易が始まりました。カステラの原型といわれるカスケードが入ってきたのも平戸です。当時、食材は少なく、とてもミニマムでシンプルなスイーツが愛されていたはず。その原点を現代に回帰し、より素材にこだわった美しいスイーツなのです。

※掲載情報は 2017/12/17 時点のものとなります。

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はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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